2023年7月17日 (月)

昆虫の気管のような偽気管を持つダンゴムシがいるらしい

昆虫は気管があるがダンゴムシはない。

ただし、ダンゴムシのPeriscyphis属は例外的に気管のような呼吸器官があるということを知った。


Periscyphis属はEubelidaeの仲間で、イスラエルから熱帯アフリカに分布する。

ほとんどのダンゴムシは偽気管が腹肢に収まっているが、このダンゴムシは偽気管が体の本体まで広がるらしい。

腹肢1枚に1個の気門があり、そこから分枝する気道が腹肢内に広がり、

一部の気道は腹節へ通って、体内に広がる。

強い乾燥に適応した結果らしい。


昆虫の気管とは起源が違うもので、論文でも気管とは呼んでなくて発達した偽気管と書いてある。

ダンゴムシの呼吸器官はとても面白くて、3タイプとかを簡単にまとめたいのだが、

勉強不足でよくわかっていない…


Paoli, P., Ferrara, F., & Taiti, S. (2002). Morphology and evolution of the respiratory apparatus in the family Eubelidae (Crustacea, Isopoda, Oniscidea). Journal of Morphology, 253(3), 272-289.

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2023年2月 8日 (水)

Cylisticus convexusに和名がつくならダンゴムシになるのかワラジムシになるのか

ワラジムシ亜目の和名は、丸くなる種類をダンゴムシ、丸くならない種類をワラジムシと分けているが

和名がまだついていない種類にはワラジムシっぽいのに丸くなるという微妙なやつが結構いる。


たぶん中間な見た目で一番有名な種はCylisticus convexusだと思う。

https://www.bmig.org.uk/species/cylisticus-convexus

一見ワラジムシだが、背中が盛り上がっていてダンゴムシっぽく丸くなれる。

ヨーロッパ原産で近縁種は中東までいるが、外来種としてアメリカやアフリカなどに広がっている。


日本に分布せず和名がないので、まだダンゴムシなのかワラジムシなのか決まっていない。

しかし最近は中国でも発見されているので、そのうち日本に持ち込まれると思っている。

その時どっちに決まるか。


Imgp50142
見た目ワラジムシだが丸くなれるハマワラジムシArmadilloniscusはワラジムシなので、

おそらくCylisticusもワラジムシになると思う。

学名に比べれば和名はいい加減なものだけど今から気になっている。


和名がついてないけど丸くなれるのは他にもたくさんいる。

Scleropactidae、Tendosphaera属とかもダンゴムシとなるのか…



ちなみにBuchnerilloという、完璧に丸くなるのにオカダンゴムシでもコシビロダンゴムシでもハマダンゴムシでもない種がいる。

https://www.researchgate.net/figure/A-B-Alive-specimens-of-Buchnerillo-atlanticus-sp-nov-in-their-habitat-photo-N_fig4_360783929

地中海やコスタリカ、ソマリアなどにいる海浜性ワラジムシ亜目。

ぱっと見はダンゴムシだが、細部はどのダンゴムシとも全く違う形態をしている。

論文は科未定(incertae sedis)とあり、どこに近縁かわからないらしい。

著者はかなりの有名研究者だが、科を決めるには遺伝解析が必要だと締めくくっている。

Taiti, S., Montesanto, G., & Vargas, J. A. (2018). Terrestrial Isopoda (Crustacea, Oniscidea) from the coasts of Costa Rica, with descriptions of three new species. Revista de Biologia tropical, 66(1-1), S187-S210.

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2023年1月 3日 (火)

1億年前のダンゴムシの化石

毎年ダンゴムシの新種が見つかっていて嬉しい。

なんとなく探していたら、ダンゴムシの化石の発見を見つけた。



ミャンマーのダンゴムシの化石

Poinar Jr, G. (2018). A new genus of terrestrial isopods (Crustacea: Oniscidea: Armadillidae) in Myanmar amber. Historical Biology, 1-6.

ミャンマーから採れた白亜紀中期の琥珀にコシビロダンゴムシの一種 Palaeoarmadillo microsoma のメスが入っていた。

おそらく最古級のダンゴムシの化石。ただしダンゴムシは古生代からいるとされる。


触角と尾肢が特徴的らしい。

寄生虫が見つかり、推定ワラジムシヤドリバエ科の幼虫が体から飛び出ていて、貯精嚢?にはダニが見つかっている。



この琥珀の産地はミャンマーのカチン州フーコン渓谷という外国人が入域禁止の紛争地帯。

ここの琥珀は戦争の資金源になっているとも言われるらしい。



今までの等脚の化石のリスト

https://doi.org/10.3390/fossils1010003

中生代の化石は非常に珍しい。

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2022年11月12日 (土)

ワラジムシヤドリバエの生態や寄生の写真

2017年にワラジムシヤドリバエのページを投稿していて懐かしい。

ダンゴムシやワラジムシに寄生するワラジムシヤドリバエ: だんだんダンゴムシ

あの時は資料がほとんどなく、書く内容に困っていた。

しかし2018年にワラジムシヤドリバエ科の詳しい論文が発表されていた。気づかなかった。

Wood CT, Nihei SS, Araujo PB (2018) Woodlice and their parasitoid flies: revision of Isopoda (Crustacea, Oniscidea) – Rhinophoridae (Insecta, Diptera) interaction and first record of a parasitized Neotropical woodlouse species. In: Hornung E, Taiti S, Szlavecz K (Eds) Isopods in a Changing World. ZooKeys 801: 401-414.



南米のダンゴムシやワラジムシヤドリバエの話だがおもしろい。

ワラジムシ一匹にハエ一匹だけとか、

ワラジムシはお尻からねばねばした防御物質を出すが、これが逆にヤドリバエの誘引物質になっているかもとか、

歩くワラジムシにくっつき、脱皮中に皮膚を食い破って感染するとか。





カタツムリに寄生するヤチバエ科とかヤスデに寄生するヤスデヤドリバエ科とかもいるらしい。

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2022年10月31日 (月)

ハマ、ハマベ、ミギワ、シオサイ、ウシオ、ウミベ

海岸にいるワラジムシ亜目の和名は海に関係する名前になってことが多い。

ハマダンゴムシ

ハマワラジムシ

ハマベワラジムシ

ミギワワラジムシ

シオサイワラジムシ

ウシオワラジムシ

ウミベワラジムシ

これらが和名として存在する。いっぱいいて混乱させられる。

ちなみにタマワラジムシやフナムシなどは海浜性だが海岸に関係ない名前になっている。



ハマダンゴムシ科ハマダンゴムシ属ハマダンゴムシ
Imgp4851

シオサイワラジムシ科ハマワラジムシ属、ハマベワラジムシ属

ヒゲナガワラジムシ科ヒゲナガワラジムシ属(ミギワワラジムシ属はヒゲナガワラジムシ属に吸収された)
Imgp4410

ウシオワラジムシ科ヒイロワラジムシ属

ウミベワラジムシ科サイシュウウミベワラジムシ属(日本の種は過去にウミベワラジムシ属Scyphaxと分類されたが、全種がサイシュウウミベワラジムシ属Quelpartoniscusに移された)


複雑すぎて覚えられない。

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2022年10月 3日 (月)

跳ねるワラジムシを見てみたい

Schmalfuss (1984)などによると、ワラジムシ亜目は生態によっていくつかのタイプに分けられる。

Clinger:動きが鈍く、幅広の体型(Oniscus属など)
Runner:動きが早く、細い体型(ヒメフナムシ属など)
Roller:体を丸められる(オカダンゴムシ科、コシビロダンゴムシ科など)
など


Runnerには、Jumperというタイプを加わえることがある。

Ischioscia属やトゲモリワラジムシ属(Burmoniscus属)の一部はヨコエビのように飛び跳ねるらしい。

トビムシのように尾を叩きつけることで、種類によっては20cmも跳躍するらしい。

捕食者から逃れるためと書いてあった。


モリワラジムシは日本にもいるので、見つけて動画を撮りたい。


写真が楽しい論文があった↓
Tuf IH, Ďurajková B (2022) Antipredatory strategies of terrestrial isopods. In: De Smedt P, Taiti S, Sfenthourakis S, Campos-Filho IS (Eds) Facets of terrestrial isopod biology. ZooKeys 1101: 109-129.

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2022年6月30日 (木)

陸にもいるイタリアのハマダンゴムシ

ハマダンゴムシ科Tylidaeは2属に分かれる。

ハマダンゴムシ科
┣ハマダンゴムシ属Tylos
Helleria


ハマダンゴムシ属はすべて海岸にいるダンゴムシである。

Helleria属は Helleria brevicornis だけからなる属で、海岸から離れた所でも見られる珍しいハマダンゴムシである。


Helleria brevicornis はイタリアのコルシカ島、サルデーニャ島、トスカーナ群島とイタリア本土、フランス本土の一部にいる。

腐葉土の中に穴を掘って生活する。


他のダンゴムシやワラジムシと違って、ハマダンゴムシは生涯で一回だけ繁殖する、貯精嚢がないので繁殖脱皮のとき交尾しないと卵が受精しない、繁殖前ガードをするなどの特徴がある。

Helleriaの呼吸器の白体の構造はハマダンゴムシ属や他のダンゴムシと違う。


遺伝子解析によると4つのグループに分かれ、コルシカ島とサルデーニャ島は遺伝的に少し違うらしい。

本土とトスカーナ群島のHelleriaはコルシカ島の個体と遺伝的に同じなので、人為的な持ち込みの可能性があるらしい。

Gentile G, Campanaro A, Carosi M, Sbordoni V, Argano R. 2010. Phylogeography of Helleria brevicornis (Crustacea, Oniscidea): Old and recent differentiations of an ancient lineage. Molecular Phylogenetics and Evolution, 54(2), 640-646.


wikipediaがすごく詳しい。

https://en.wikipedia.org/wiki/Helleria_brevicornis

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2022年6月 9日 (木)

ヘラムシは体の色を周りと合わせるらしい

ハマダンゴムシはいろんな色があっておもしろいと常々思っている。

土と生き物というブログに、黒い砂浜に黒いハマダンゴムシがいたというページがあった。

周囲の色で自分の色を変えるのかな?



似たような話は等脚類の保護色の研究はヘラムシで見た。

ヘラムシは赤の色素カンタキサンチンと緑の色素結合タンパク質を持っていて、それぞれの色素の割合によってヘラムシの体の色が赤~茶色~緑になる。

海藻や海草にくっついて、βカロチンなどから色素を合成することで体色を変化させ周囲の海藻に合わせるらしい。

実験でも保護色により食べられにくくなることがわかっている。



そういえばNosilのナナフシの色と生態の話がとてもおもしろかった。





フナムシの腸に寄生するカビ、フナムシヤドリ

海岸にいるフナムシの腸内に寄生するカビの話を読んだ。

陶山 舞, 高木 望, 出川 洋介, 佐藤 大樹, 折原 貴道, 神奈川県におけるフナムシ腸内寄生菌フナムシヤドリ(新称)Asellaria ligiae の生息状況, 神奈川自然誌資料, 2021, 2021 巻, 42 号, p. 53-56

神奈川県のフナムシの後腸から新種の腸内寄生菌フナムシヤドリを見つけている。

Asellaria属は等脚類の腸内から採集される菌らしい。


ハマダンゴムシのHelleria属の腸内に寄生するカビもいるらしい。

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2022年5月31日 (火)

日本のヒメフナムシは何十種もいるみたい

日本のヒメフナムシ属は、大きいヒメフナムシ(第1胸節の後方の剛毛の束がない方)と小さいチビヒメフナムシに分けられる。

超珍しいフナムシ、チビヒメフナムシ: だんだんダンゴムシ

「日本産土壌動物 第二版: 分類のための図解検索」によると、

大きいヒメフナムシは北海道、本州、四国にニホンヒメフナムシがいて、山陰地方と九州にチョウセンヒメフナムシがいて、南西諸島にリュウキュウヒメフナムシがいて、この3種はオスの第2腹肢の形で見分けられるとしている。



しかし、日本のヒメフナムシは何種いるか調べた最近の研究がこれを修正しようとしている。

Harigai W, Saito A, Suzuki H, Yamamoto M. 2020 Genetic Diversity of Ligidium Isopods in Hokkaido and Niigata, Northern Japan, Based on Mitochondrial DNA Analysis, Zoological Science 37(5), 417-428. https://doi.org/10.2108/zs200017

画像の埋め込み

Yoshino H. Kubota K. 2022 Phylogeographic analysis of Ligidium japonicum (Isopoda: Ligiidae) and its allied species reveals high biodiversity and genetic differentiation in the Kanto region, Japan. Entomological Science, 25: e12501. https://doi.org/10.1111/ens.12501

画像の埋め込み

何百匹ものヒメフナムシを調べている。


2つをまとめると

・ニホンヒメフナムシの生息域は北海道と新潟(北海道から持ち込まれた国内外来種の可能性あり)で、他の地域では採集できない。

・本州にはニホンヒメフナムシの近縁種が7種いて、形態で見分けにくい?

・他にもニホンヒメフナムシと近縁でない隠蔽種が多数いる。(2つの論文を照らし合わせていないので何種かわからない)

・これらが一地点から何種もとれる。(例:新潟県阿賀町新谷は20匹から5種、千葉県君津市鹿野山は9匹から3種)

・同じ種でも場所ごとに遺伝的に分化していることがある。(これ、もはや別種では?)



見た目が似た別種が想像を絶するほどいるようである。

未調査の場所もあるから、日本だけでヒメフナムシは50種ぐらいいるかも?

数十キロどころか数キロ移動しただけで種が違うのは恐ろしすぎる。

しかも一ヶ所から多数の種がとれる場所が多くて、高い割合でとれる普通種と非常に低い割合でしかとれない珍種が混ざる(しかも形態で区別できない?)という魔界が広がっている。

ヤバいものを見てしまったが、海岸のフナムシの研究を見返したらこっちは闇が深くなかった。



ヨーロッパのオカダンゴムシ、ホソワラジムシ、クマワラジムシなどは遺伝子解析で種を整理する研究が進んでいる。

同じ形態のホソワラジムシの集団が遺伝的に分かれ、互いに交尾もしないという研究もあった↓

Lefebvre F, Marcadé I. 2005 New insights in the Porcellionides pruinosus complex (Isopoda, Oniscidea): biological, behavioural, and morphological approaches. Crustaceana, 465-480.



捕まえたダンゴムシやヒメフナムシを他の地域に放してはいけない、ということがよくわかる。

地域固有の種がいなくなる原因になるかもしれない。





どうでもいい話

オオグソクムシとウミクワガタの研究者の話を読んだ。おもしろかった。

http://hotozero.com/knowledge/animals_001/

http://hotozero.com/knowledge/animals_008/



筆者の職業がフリーライターとあった。

今までの人生で一切かかわった事のない職業すぎて、どういう人なんだろうとか食っていけるのかとか考えてしまう。

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2022年3月22日 (火)

ハヤシワラジムシ科3属の見分け方

以前書いた外来ワラジムシの見分け方が人気ページになっている。

ワラジムシ、ホソワラジ、クマワラジ、オビワラジの見分け方: だんだんダンゴムシ

なので今回は在来種のワラジムシで一番よく見るハヤシワラジムシ科の属の見分け方について書いてみた。


ハヤシワラジムシ科は3属が日本にいる。

ハヤシワラジムシ科 Agnaridae Schmidt, 2003
┣ヒナワラジムシ属 Agnara Budde-Lund, 1908
┣オオハヤシワラジムシ属 Lucasioides Kwon, 1993
┣ヒトザトワラジムシ属 Mongoloniscus Verhoeff, 1930



ハヤシワラジムシ科とハクタイワラジムシ科はよく似るが、腹肢の5対の白体の構造に違いがある。

ハヤシワラジムシ科とハクタイワラジムシ科の違い: だんだんダンゴムシ



ハヤシワラジムシ科3科の見分け方(注意:現在の分類に問題あり?)


ヒナワラジムシ属 Agnara

オオハヤシワラジムシ属より体が盛り上がる。胸節の側縁部にgland poreがある。頭部の前方中心は三角だが尖らず円く、側方の眼の前方は出っ張り強かったり弱かったりする。第1胸節の側縁は外側へ張り出さない。胸節のnoduli lateralesは全て側方に位置し、第1胸節から第7胸節にかけて一直線に並ぶ。オスの第1腹肢外肢の先端にへこみがない(浅いへこみがある場合あり)。
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清澄山
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軍荼利山

日本の種は他の属と比べ最大7mm程度と小さいが、外国では1cm程度の種もいる(Agnara taprobanicaなど)。



オオハヤシワラジムシ属 Lucasioides

Kwon 1993によると

他の属より体が平たく、背甲はゴツゴツ。胸節の側縁部にgland poreがない。頭部の前方中心は三角に出っ張り、側方でも眼の前方へ強く突出する出っ張りがある。第1胸節の側縁が外側へ張り出し、例外もあるが後方が曲がりくねる。胸節のnoduli lateralesは第2-4胸節ではより中心側に位置する。オスの第1腹肢外肢の先端に浅いへこみがある。
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愛媛県
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千葉県

1cm程度の大型種から5mm程度の小型種まで見られる。

様々な環境に分布する。



ヒトザトワラジムシ属 Mongoloniscus

オオハヤシワラジムシ属より体が盛り上がり、背甲はゴツゴツ。胸節の側縁部にgland poreがある。頭部の前方中心は三角に出っ張るがLucasioidesほどでなく,側方の眼の前方への出っ張りも弱い。第1胸節の側縁は外側へ張り出さず後方側縁部は円い。胸節のnoduli lateralesは全て側方に位置するが、一直線に並ぶ場合と並ばない場合がある。オスの第1腹肢外肢の先端に深いへこみがある。
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兵庫県
Photo_20220507232201
千葉県





胸脚や第2腹肢内肢に違いがあると書いてある文献もある。

オスの第1腹肢外肢の先端のへこみ具合については難しい。

noduli lateralesの位置についても難しい。


Do Heon, K. (1995). Terrestrial Isopoda (Crustacea) from Cheju Island, Korea. Animal Systematics, Evolution and Diversity, 11(4), 509-538.

Kwon DH. 1993. Terrestrial Isopda (Crustacea), from Korea.  Animal Systematics, Evolution and Diversity, The Korean Society of Systematic Zoology 36, 133-158.

Yamaki A, Ito MT, Kikuchi T. 2009. Reassignment of Lucasioides nebulosus to Agnara (Crustacea: isopoda: oniscidea) and redescription of the species. Species Diversity, 14(3), 207-215.

ここにはMongoloniscus属全種の検索表が載っている↓

Yang, L., & An, J. (2021). A new species of the genus Mongoloniscus Verhoeff, 1930 (Crustacea: Isopoda: Agnaridae) from China. Zootaxa, 5060(2), 265-274.

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