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2012年4月

2012年4月30日 (月)

ダンゴムシの子ども

ダンゴムシの卵は母親の育房の中で育ち、孵化時に破って出てくる。
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オカダンゴムシの育房 brood pouch


オカダンゴムシの子どもは産まれた瞬間は白い。

数日で内臓のあたりが黒っぽくなる。(食べ物が黒い)
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孵化したダンゴムシ

色が飛んだ。

オカダンゴムシは孵化直後に脱皮をするので、脱皮殻も見える。



孵化後、少しだけ経った子ども
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この子どもはみんな一匹から産まれた。



集めたら、メス一匹が産む子どもの数は体長の2乗に比例するみたいだ。
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各体長の最高値を見ると二次曲線になった。きれいすぎる



少し大きくなったオカダンゴムシの子ども
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産まれてから二ヶ月ぐらいたった。

色は薄いけどついてきた。


コシビロダンゴムシの子ども
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中心の黒いのは内臓

オカダンゴムシと同じで色がまだ薄い。

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2012年4月28日 (土)

海産ワラジムシ目

ダンゴムシやワラジムシは、ワラジムシ目に属している。

ワラジムシ目は陸だけでなく、海にいる種類も見られる。



千葉の海で見つけたコツブムシ。ダンゴムシそっくり。

名前忘れた
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表の写真を撮り忘れた。

陸にいるダンゴムシと違って、腹尾節にひれ(尾肢)が見える。



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ダンゴムシのように丸くなれる。



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死んだので100%アルコールに漬けた。

だんだん脱色されている。




ダンゴムシはワラジムシ目ワラジムシ亜目で、コツブムシはワラジムシ目コツブムシ亜目。

なので、コツブムシも、体の基本的な構造はダンゴムシと違わない。(足も7対)



よく見るとコツブムシは、触角が4本ある。

実はダンゴムシも触角は4本あるのだが、第1触角はほとんど見えないので、触角が2本に見える。



ダンゴムシを含むワラジムシ亜目は、第1触角がとても小さいという特徴である。
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ワラジムシ亜目ヒメフナムシ

顔の前にある小さい突起が第1触角、太く長い両脇にある棒が第2触角。

ダンゴムシの第1触角はさらに短い。

ダンゴムシの触角は2本ではなく4本。(クイズつき): だんだんダンゴムシ

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2012年4月26日 (木)

ダンゴムシのうんち

ダンゴムシを飼っているといろんなことに気づく。

最近、オカダンゴムシとコシビロダンゴムシは糞の形が違うことに気づいた。



オカダンゴムシのふん

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オカダンゴムシ

よくいる外来種のダンゴムシ。


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正方形に近い長方形のうんちをする。

にんじんを食べても糞は茶色。

触るとボロボロくずれる。



コシビロダンゴムシのふん

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コシビロダンゴムシ

日本在来のダンゴムシで、オカダンゴムシより珍しい。


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細長い長方形のうんちをする。


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糞が出そうなコシビロダンゴムシ



よく調べたら、大人でも子どもでも傾向は同じだった。

オカダンゴムシとコシビロの子どものふん、ダンゴムシの糞食について: だんだんダンゴムシ




対馬列島のコシビロダンゴムシのふん

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対馬のコシビロダンゴムシ


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千葉県のコシビロダンゴムシと近い形のうんちをする。

ダンゴムシのうんこは、種類によって縦と横の比率が違うようである。




ワラジムシのふん

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外来種のワラジムシのうんち。

わかりにくいけど、オカダンゴムシのような正方形に近い長方形。(※)




チョウセンヒメフナムシのふん

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長方形のうんちをする。

縦と横の比率はオカダンゴムシとコシビロダンゴムシの間ぐらい。

体の割に小さい糞である。



まとめると、

オカダンゴムシとワラジムシは、正方形に近い長方形。

コシビロダンゴムシとヒメフナムシは、細長い長方形。



よく見ると、ダンゴムシの腸には消化中の食べ物が詰まっている。

これが、ところてんのように少しずつ押し出され、消化管の肛門直腸にたまる。

いっぱいになると、直腸と中腸の間で内容物が途切れて、直腸の中身がふんとなって出る。

糞の短い辺の長さ=消化管の幅で、長い辺=直腸の長さ、となっているのかもしれない。




ダンゴムシのうんちのうんちく

実は、ダンゴムシの糞はダンゴムシ自身の貴重な食料にもなっている。

枯れ葉を食べ、消化できなかった部分は糞として外に出し、微生物で発酵させて再び食べている。

ただダンゴムシを飼っていると定期的に糞を片付けないと弱る気がする。

オカダンゴムシとコシビロの子どものふん、ダンゴムシの糞食について: だんだんダンゴムシ





見た目に騙されて勘違いしそうになるが、オカダンゴムシはワラジムシと近縁で、コシビロダンゴムシとはそれより遠縁であることわかっている。

糞の縦横比が正しい類縁関係を示すのはおもしろい。

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2012年4月22日 (日)

脱皮するダンゴムシ

最近やっと暖かくなり、うれしいことにダンゴムシの活動が活発になってきた

ダンゴムシ(とワラジムシ)の脱皮している個体が多い。

活動期に向けて衣替えをしているようにみえる。

それにしても時期がみんなで揃いすぎているような…


Imgp1034前半分脱皮中


この時期に甲羅を捨てるのはなぜだろう。

冬終わったばかりでおなかがすいているはず。

敵が増え始めて、えさも豊富に手に入るようになるはずだから、将来の投資として新しくするのかな?

 

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2012年4月20日 (金)

対馬のダンゴムシ

対馬列島に行って来た。

対馬のダンゴムシの固有種は3種類いるようで

ヒウラコシビロダンゴムシ(Venezillo hiurai)
ヘリジロコシビロダンゴムシ(Venezillo elegans)
アガタコシビロダンゴムシ(Venezillo agataensis)

と土壌動物図鑑に書いてあった。



ホテル近くで探してみたら、とりあえず、オカダンゴムシはいっぱいいた。

対馬にまで侵入されているのは残念だ。対馬市はしっかり外来種対策をしてほしい



コシビロダンゴムシはオカダンゴムシとは別の場所にいた。

1種類だけ見つけられた。登山道脇に生える木の根本にいた。

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関東のコシビロより色が薄い。




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腹尾節
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たぶんヒウラコシビロダンゴムシかもしれない。

でも違うかもしれない。

全部いつか絶対見つける

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身近にいるいろんなワラジムシ(千葉大の西千葉キャンパス)

千葉大学にはオカダンゴムシしかいなかった。

(追記:後日コシビロダンゴムシも見つけました)



千葉大のワラジムシ

ダンゴムシの他に、ワラジムシを採集した。


触角がしましま。ホソワラジムシ Porcellionides pruinosus
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ヨーロッパ原産の外来種



ワラジムシ Porcellio scaber
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脱皮中

こちらもヨーロッパ原産



腹部の白体が5対なのでハヤシワラジムシ科。
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ヤマトサトワラジムシ?ハヤシワラジムシ?

最も身近な在来のワラジムシ。内臓が正中線上に透けている。



白くて小さいワラジムシもいた。

ナガワラジムシ Haplophthalmus danicus
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拡大。ワラジムシの子どもに見えるがこれで大人。

体が細長く、触角も短い。

これも外来種だと言われている。

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2012年4月16日 (月)

オカダンゴムシとコシビロダンゴムシの腹肢の違い

千葉市でコシビロダンゴムシを見つけた。
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体長8mm。コシビロの中では大きい。

加曽利貝塚と大草谷津田いきものの里にそれぞれ3匹と1匹いた。少ない。



オカダンゴムシとコシビロダンゴムシの腹肢での見分け方

オカダンゴムシ
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オカダンゴムシは腹肢の白体が左右に2節ずつ。




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コシビロダンゴムシは全腹肢に白体がある。



おしり(腹尾節)の形でも分かる。



さらに、甲羅の裏側も違う。

オカダンゴムシとコシビロダンゴムシの甲羅の違い





ダンゴムシを調べるために英語の文を読むと、体の学術用語が出てきて難しい。

ダンゴムシの胸脚の構造
Imgp1632土壌動物図鑑

指節  dactylus
前節  propodus
腕節  carpus
長節  merus
座節  ischium
基節  basis
底節  coxa, coxae

覚えられない

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2012年4月15日 (日)

ブログを始めてみました。

ブログを始めてみました。

好きなダンゴムシについて書いていきます。

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ペットのオカダンゴムシ

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