船橋市の県民の森のフナムシ
千葉県船橋市の県民の森に行って来た。
オカダンゴムシがいた。
ヒメフナムシもいた。(フナムシの仲間だが、森にいる)
ヒメフナムシの子ども
脚が6対、胸節も6節。
マンカ幼生とは、ワラジムシ目、クーマ目、テルモスバエナ目などの幼生を指す言葉である。
産まれた直後の幼生は脚が1対少なく、この段階をマンカ manca と呼ぶ。
コシビロダンゴムシ(千葉大で捕まえた)のマンカ幼生
こちらも胸節6つ。
どちらもコンパクトな体つきに見える。
少し大きいヒメフナムシ。
成長すると脚は7対になる。
前半分の脱皮殻を食べていた。
脱皮時の体は弱く、オカダンゴムシと一緒にいれておくと、
いつのまにかヒメフナムシが跡形もなく消えている(涙)
他にはワラジムシ、ヤマトサトワラジムシ、ナガワラジムシと普通のメンバーがそろっていた。
採集したのは平成24年10月8日。
そして、千葉県の放射線関連のサイトをみたら、「県民の森の西口付近の空間放射線量が基準値を超えていたので、平成24年10月11日、12日に除染しました」と書いてあった。
実にタイムリーな採集であった。
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