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2013年4月

2013年4月15日 (月)

海岸にいる赤いミギワワラジムシ

初めてミギワワラジムシ(ミギワワラジムシ科 Marinoniscidaeヒゲナガワラジムシ科 Olibrinidae)を見た。

海岸の岩場の石の下にいた。


ミギワワラジムシの一種 Olibrinus sp.
Imgp4410
捕まえたときはもっと赤かった。なぜ赤い?

死にそうだったので、標本にしたら色が抜けて真っ白になってしまった。


写真の個体は尾肢がないが、ミギワワラジムシの仲間は2本の太い尾肢が目立つ。

暖かい地方の海水につかる潮間帯から知られる。

あまり見かけないので、珍しい種類?


ヒイロワラジムシ(ハマベワラジムシかもしれない)
Imgp5438
同じように海岸にいるが、多少黒みがかった赤のワラジムシ

ミギワワラジムシよりは分布が広く、あまり人の影響を受けていない海岸林で高密度で見られる。

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2013年4月 5日 (金)

海岸の石の裏にいるシリケンウミセミ

海岸のタイドプールで、シリケンウミセミ Dynoides dentisinus ?を捕まえた。

ダンゴムシみたいで、海水中に住み、泳げる。

(ワラジムシ目コツブムシ亜目コツブムシ科シリケンウミセミ属)


Imgp2818背景は1mm四方
フジツボの殻に隠れていた個体

磯の石にもいっぱい集団でくっついていた。

ダンゴムシとは違ったいろんな色と独特の模様がおもしろい。



シリケンウミセミのメス
Imgp4433

Imgp2775
腹尾節。水の吹き出し口となるΩ字の陥入がある。茄子形のひれが両脇にある




シリケンウミセミのオス
Imgp4431

オスは腹尾節に「しりけん」がある。

Imgp2748
おしりの突起は丸くなると目立つ。

魚からの防御?

シリケンウミセミを含めたコツブムシの仲間は魚に食われることはよくあるのかも。

東京都福祉保健局のページにシシャモの事例がある。





Imgp2752
メスと違って、オスは尾肢が大きく、腹尾節後方のΩ字の陥入部に鋸歯が見られる

と図鑑にあった。なんだか別種に見える。



オスの腹肢
Imgp2803
腹肢には長い毛が生えている。



小さい突起があるメスもいた。

Imgp4437
他のメスは突起が全くないので、変異?別種?



シリケンウミセミの性的二型やこの突起の大きさについて考えると、「擬態の進化」のベイツ型擬態の話を思い出した。

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