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2013年5月22日 (水)

コツブムシの子ども

ダンゴムシの仲間に、コツブムシという生き物が海にいる。

和歌山県で採ってきたイワホリコツブムシ Sphaeroma wadai (もしくはナナツバコツブムシ Sphaeroma sieboldii ?)の子どもがいっぱい産まれた。

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大きいのがイワホリコツブムシ

中くらいのはシリケンウミセミ

小さいのがイワホリコツブムシの子ども


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産まれたばかりの幼生

manca幼生は頭部が大きい。


Photo
数日後、一回脱皮。


Dsc043542
腹側

この後たくさん死んでしまった。




イワホリコツブムシでカラフルな個体がいた。

Imgp2721
緑色。隣にいるのはフサゴカイ?

ヘラムシもこんな緑色の種があった気がする。


Photo_2
黒白




(追記)

イワホリコツブムシじゃない?

Kitaura, J., Yoshida, R., & Nunomura, N. (2018). Genetic population structure of Sphaeroma wadai Nunomura, 1994 (Isopoda: Sphaeromatidae) along the Japanese coast. Crustacean Research, 47, 111-123.

イワホリコツブムシの系統地理の論文を読むと、腹尾節後端が尖るコツブムシをイワホリコツブムシとしている。



同じ著者の論文を読むと、和歌山県からナナツバコツブムシ Sphaeroma sieboldii も採集している。

Kitaura, J., & Nunomura, N. (2019). Life history of an intertidal boring isopod, Sphaeroma sieboldii Dollfus, 1889. Crustacean Research, 48, 39-49.

捕まえたコツブムシはナナツバコツブムシだった?

ナナツバコツブムシの記載論文にも近い気がする。

DOLLFUS, A. 1889. Note XXI. Sur quelques Isopodes du Musee de Leyde. Notes from the Leiden Museum 11, 91-94,



ただ、イワホリコツブムシの記載論文を読んでも違いがわからない…

Nunomura, N. (1994). A new rock boring isopod crustacean belonging to the genus Sphaeroma collected from Tanabe Bay, Kii Peninsula, middle Japan. Bulletin of the Toyama Science Museum, 17, 1-5.

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海のダンゴムシ:コツブムシ」カテゴリの記事

コメント

こんにちは

きゃぁ~コツブムシかわいい
飼育方法記事を希望しますm(_ _)m
人工海水でもすぐ腐敗しそうな気がして海水のヒトには手が出ません

投稿: t | 2013年5月30日 (木) 10:26

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