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2014年2月

2014年2月24日 (月)

石垣島のホタルの幼虫

石垣島でいろんな生物を捕まえた。

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光った

ケースに振動を与えると光る


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後ろから3節目が左右が2ヶ所光っているようだ。



名前はキベリクシヒゲボタル、もしくはキベリヒゲボタルだと思う。

どちらも学名が、「Stenocladius yoshikawai Nakane 1981」である。

石垣・西表固有



南西諸島のホタルは種数が多い。生態も多様。

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2014年2月15日 (土)

飼育しているコツブムシ

去年に、夷隅川河口で採集してきたコツブムシがまだ生きている。


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小さいコツブムシ

いろんな模様がある。


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木材に潜っているコツブムシ

コツブムシが木に穿孔し始めてから、3ヶ月以上経つが、1cmぐらいしか穿孔できていない。

掘るスピードが遅い。



コツブムシのものと思われるふんと、コツブムシが出したと思われる木くず
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エサを入れて海水をかき混ぜると、穴からジェット水流が出る。

海水中のエサを濾しとるためだと思う。

穴の中の様子がみたい。

どうやってエサを濾しているのか、どうやって木を掘っているのか、非常に気になる。



外に一切出て来ない。(メスとオスはどうやって出会うのだろう)

だんだん掘り進んで、奥に見えなくなる。

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2014年2月 7日 (金)

石垣島の森の中のダンゴムシ3種

石垣島の森の中でもタテジマコシビロダンゴムシがよく見られた。


タテジマコシビロダンゴムシ
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茶色いコシビロダンゴムシ
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黒いコシビロダンゴムシ
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同種?別種?


コシビロダンゴムシ
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触角が茶色い。

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満を持しての登場となるコシビロダンゴムシ
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体は黒く、頭だけオレンジのトロピカルなダンゴムシ


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右の千葉のコシビロと比べると、黒の輝き具合が全く違うことがわかる。


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光っている


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触角は根元がオレンジで、先は黒い。脚は白い。

子どもがいっぱいいた。数は少ないが、一つの場所にかたまっている。


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左がダンゴムシ、右がタマヤスデ

タマヤスデと同じ場所にいた。

どちらもメタリックな黒であるが、ダンゴムシの方が美しい。



3つのコシビロダンゴムシの名前が、図鑑見ても、ダンゴムシの本を見ても、ネットを見てもよくわからなかった。




西表島でダンゴムシを探していたら、マダラサソリがいた。
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ゴキブリを食べさせている。8cmまで大きくなるらしい。

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石垣島の森の中のワラジムシ

石垣島のバンナ岳や屋良部岳に行った。


俊足のヤエヤマモリワラジムシ
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いっぱいいるが、とても足が速く、捕まえにくい。

海岸から、森の中までいる。西表島にもいた。



オレンジっぽい
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黒っぽい
Photo_4西表


子ども
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バンナ岳の真っ白のワラジムシ
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高知県でも似たワラジムシを見たが、名前が全くわからない。

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石垣島の海岸のハマダンゴムシとワラジムシ、フナムシ

石垣島の砂浜の海岸でハマダンゴムシを探した。

マングローブ林ではハマダンゴムシは発見できず。

リュウキュウフナムシがいた。
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他の海岸へ

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海岸がゴミだらけであった。

ハマダンゴムシの食べ物が片づけられていないことを意味するので、好都合である



穴を掘ったら出てきた。

ハマダンゴムシ
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小さめの個体が多く、色も白っぽい。


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黄色いハマダンゴムシ



リュウキュウタマワラジムシ
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色が薄い。



別の場所の海岸林では大型のタマワラジムシがいた。

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このワラジムシはニホンタマワラジムシ?リュウキュウタマワラジムシ?




西表島の河口でオレンジ色のワラジムシがいた。
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竹富島のミズムシ、西表島のカミキリモドキ

石垣島から船で竹富島に行った。

港のそばの岩場の潮だまりに握りこぶし大の石があり、石灰藻がいっぱいついていた。

ワラジムシ目のミズムシのようなものがかすかに見えたので、ケースに海水を入れて、この石を中で洗った。

ミズムシが10匹ぐらい出てきた。
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最大2mm。目を凝らさないと発見は難しい。



ミズムシは、淡水域から沿岸や深海まで住む小さいダンゴムシの仲間

例外的に、南硫黄島に陸棲のミズムシがいるとされている。

この写真の種は丸くなれないが、なれる種もある。

種の数はかなり多く、解剖が難しいので、研究は大変そう。



卵を持っているから、これでも大人のようだ。
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左が頭


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ミズムシの尾肢拡大。とげとげ



顕微鏡で見ていると、腹肢をさかんに動かして呼吸していることがよくわかった。

体後ろの半分の正中線上で激しく鼓動している管(心臓)があった。




コツブムシはマングローブの根に潜っているのだろうと思い、

石垣島や西表島では、枯れたマングローブを割りまくった。

しかし、カミキリムシの幼虫ばかり。
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西表島で、立ったまま枯れたマングローブの根を割ったらどれも中にカミキリムシの幼虫がいた。

しょっぱくないのかな?

コツブムシは見つからず。



カミキリムシは枯れたマングローブにいる。

しかし、森の枯れた木を割るとほとんどシロアリがいる。

海水に長時間つけた木材は、塩分により抗蟻性があるので、シロアリが付かないらしい。



一匹だけカミキリムシの幼虫を捕まえて、飼育してみた。

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蛹になり

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約一か月で成虫になった。

マングローブにいたのは、カミキリムシではなく、カミキリモドキであった。

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2014年2月 6日 (木)

石垣島の街の中のダンゴムシ

沖縄県石垣島に行ってきた。

外来種のオカダンゴムシが見つからなかった。

外来種のホソワラジムシはいっぱいいた。



夜、元空港の近くでコシビロダンゴムシを発見。
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カラクサ(?)の葉っぱの上にいっぱいいた。

ダンゴムシは夜行性とはいえ、葉っぱの上にいるのはおもしろい。


タテジマコシビロダンゴムシ?
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下にケースを置いて、葉っぱをたたいたら、一網打尽

欲張って狭いケースにいっぱいこのダンゴムシ入れて持って帰ったら全部死んだ。

ダンゴムシを何日もケースにいれっぱなしにする時は、数を控え目にした方がよいみたい。




別種のコシビロダンゴムシ
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数は少ない。

甲羅の茶色みが強く、触角が茶色い。



千葉のコシビロダンゴムシ
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触角が黒い。

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