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2014年4月

2014年4月30日 (水)

千葉市泉自然公園のミズムシ

千葉市の泉自然公園に行った人からミズムシをもらった。

川の中に何匹もいたらしい


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一般的な淡水性のミズムシ

体長約3cm

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2014年4月22日 (火)

わかめを採取したら、ヘラムシがいた

千葉県の海岸でコツブムシやヘラムシを捕まえた。

海藻を取り、そこについているものを集めた。


ホソヘラムシとコツブムシ
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紫と白のコツブムシ
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おしりが尖る


尖らないコツブムシ
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少し形が違うコツブムシ
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尾肢が大きいコツブムシ
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コツブムシの子どもたち
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水面の方へ上がろうとしている。



ホンダワラやわかめにはホソヘラムシもいた。
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体長4センチのヘラムシ

でかい。

とてもダンゴムシの仲間にはみえない。

つかむと体を波打たせて暴れる。


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腹肢の上を、縦に長い尾肢が覆うのがヘラムシの特徴。

左右に一対ある細長い靴の中敷きのような形。



尾肢は開いたり、閉じたりする。

呼吸のため腹肢を動かすと、尾肢が開く。

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2014年4月16日 (水)

ダンゴムシやワラジムシの外来種がブラックリストに載るかも

外来種のダンゴムシがたった100年で、ものすごいスピードで広がった話を書いた。

ダンゴムシの歩ける距離が短すぎる。: だんだんダンゴムシ



日本にはダンゴムシやワラジムシの外来種が、いっぱい入ってきている。

家の周りによくいるダンゴムシは、外来種の「オカダンゴムシ」であるのは有名な話。
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オカダンゴムシ Armadillidium vulgare



オカダンゴムシは、もともと日本にいなかった。

ヨーロッパの地中海から、船に乗って明治時代に来たと言われている。

日本に元からいるダンゴムシは、コシビロダンゴムシとハマダンゴムシである。



人家の近くにいるのはオカダンゴムシで、コシビロダンゴムシは在来種だがあまりいない。

今のところ外国のハマダンゴムシが日本にやってきたという情報はない。




オカダンゴムシ、コシビロダンゴムシ、ハマダンゴムシの見分け方

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オカダンゴムシ 扇形


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コシビロダンゴムシ ひょうたん型


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ハマダンゴムシ 長方形型



おしりの尾節の形が違う。慣れると模様で見分けがつく。

さらに、白体甲羅の裏側でも違うところがある。




その他の外来種

オカダンゴムシは日本全国に広がってしまった。(分布について

対馬や隠岐のような離島でも見た。観葉植物経由かな?

新たに、ハナダカダンゴムシという外来ダンゴムシも横浜、神戸周辺から広がりつつある。



ワラジムシ Porcellio scaber も外来種である。
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オカダンゴムシとワラジムシ



ワラジムシも拡大傾向にあると言われている。

他の外来ワラジムシとして、ナガワラジムシ、クマワラジムシなどが確認されている。

都市部では、日本にもともといる在来種のワラジムシもいるが、外来種のワラジムシもよく見る。




外来ダンゴムシ類の規制

今のところ、この外来ダンゴムシ、ワラジムシに対する規制はない。

しかし、安心はできない。

「生物多様性国家戦略2012-2020」の中で、特定外来生物以外で、生態系に被害を及ぼす侵略的外来種についてリストを作成することが目標として定められた。

リストは2014年夏に策定される予定である。



その侵略的外来種の検討対象に、ダンゴムシとワラジムシを合わせて7種も入っている。

オカダンゴムシ
ハナダカダンゴムシ
ワラジムシ
クマワラジムシ
ホソワラジムシ
ナガワラジムシ
オビワラジムシ

このリストは、外来種対策の情報提供のようなものみたいだから、もし掲載されても「排除しなければならない」というわけではなさそうだけど、

何らかの対策はとられるかもしれない。

(環境省のホームページ見ても、リストつくってどうしたいのかはっきりわからなかった。)



゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

追記

策定されたリストに入っていないようです。

我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト (生態系被害防止外来種リスト)

アメリカザリガニやセアカゴケグモは入っている。

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。



今のところ日本では、外来ダンゴムシやワラジムシが侵略的であるかどうかはわからない。

イギリス領セントヘレナのゴフ島に侵入したワラジムシが、島固有のクキワラジムシの一種 Styloniscus australis を駆逐している事例はあった。

侵略的外来種専門家グループ(ISSG)のサイトに書いてあった。

離島のダンゴムシやワラジムシは調べられていないから、日本のどこかで在来種を圧迫しているのかもしれない。

知らないところで侵略が起きていたら怖い。



このリストに載っていないが、在来ダンゴムシや海のダンゴムシも気になる。

(海のダンゴムシは候補にのってました。ツノオウミセミの一種(Paracerceis sculpta)が大阪湾で確認されたことがあり、候補種になっている。

穿孔性のコツブムシ Sphaeroma quoianum も載っている。)



リストには国内外来種も載せる予定らしい。

在来ダンゴムシも国内で色々いるので、国内外来種が生じるリスクがある。



むしろ、在来種のダンゴムシ間の方が、種間の生息環境が似通っているので、在来と棲み分けが多少確認できるオカダンゴムシよりも危険性が高いと思う。

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コシビロダンゴムシ

国内の違う地域からコシビロダンゴムシが持ち込まれたら、元からいたコシビロと競争しそう。

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2014年4月10日 (木)

キクイムシを絶食させた

ダイオウグソクムシが長期間にわたって絶食できることが、よく話題になっている。

横浜の博物館でオオグソクムシ揚げを食べに行ったら、混み過ぎてて食べられなかった。



ダイオウグソクムシと同じダンゴムシの仲間にキクイムシという生物がいる。

キクイムシは木材をエサにしているらしい。

エサを入れないで飼育してみた。



その結果、早いものは数日で死に、

ほぼ1ヶ月経ち、5匹中2匹が生き残った。
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上が生きているキクイムシ

元気に泳いでいた。

絶食に強いものと弱いものがいた。



海水をろくに取り換えない、海水温が通常よりかなり高めという劣悪な環境でも生きている。

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