神戸のハナダカダンゴムシ。他のダンゴムシとの違い。
神戸に行った理解のある友人からダンゴムシやワラジムシをもらった。
オカダンゴムシとハナダカダンゴムシとコシビロダンゴムシがいたらしい。
ハナダカダンゴムシ
独特の模様をしている。
ヨーロッパから来た外来種。最近広まりつつある。
ハナダカダンゴムシ Armadillidium nasatum とオカダンゴムシ Armadillidium vulgare の比較
1.頭部の先端
ハナダカダンゴムシの頭
突起はない。
2.尾肢
ハナダカダンゴムシのおしり
2つの尾肢外肢の面積が腹尾節に比べて広い
オカダンゴムシのおしり
尾肢外肢の面積が小さい
コシビロダンゴムシとオカダンゴムシの違いは、詳しくはこちらで見て下さい。
オカダンゴムシとコシビロダンゴムシの腹肢の違い
他にもいろいろ違いがハナダカダンゴムシにはあった。
ハナダカダンゴムシの特徴は、
甲羅が軟らかい
甲羅の形がタテジマコシビロダンゴムシみたい
丸くなりにくい
色が少しくすんでいる
模様の多様でない
全体的に落ち着きがない
他のダンゴムシは次回で
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