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2014年5月14日 (水)

神戸のハナダカダンゴムシ。他のダンゴムシとの違い。

神戸に行った理解のある友人からダンゴムシやワラジムシをもらった。

オカダンゴムシとハナダカダンゴムシとコシビロダンゴムシがいたらしい。



ハナダカダンゴムシ
Imgp7017
独特の模様をしている。

ヨーロッパから来た外来種。最近広まりつつある。




ハナダカダンゴムシ Armadillidium nasatum とオカダンゴムシ Armadillidium vulgare の比較


1.頭部の先端

Imgp69782
ハナダカダンゴムシの頭

頭部の先端に突起がある。


Imgp15682
オカダンゴムシの頭

突起はない。



2.尾肢

ハナダカダンゴムシのおしり
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2つの尾肢外肢の面積が腹尾節に比べて広い


オカダンゴムシのおしり
Imgp70332
尾肢外肢の面積が小さい



コシビロダンゴムシとオカダンゴムシの違いは、詳しくはこちらで見て下さい。

ダンゴムシやワラジムシの外来種がブラックリストに載るかも

オカダンゴムシとコシビロダンゴムシの腹肢の違い




他にもいろいろ違いがハナダカダンゴムシにはあった。

ハナダカダンゴムシの特徴は、
甲羅が軟らかい
甲羅の形がタテジマコシビロダンゴムシみたい
丸くなりにくい
色が少しくすんでいる
模様の多様でない
全体的に落ち着きがない



他のダンゴムシは次回

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