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2015年1月20日 (火)

オーストラリアのコシビロダンゴムシ

日本のダンゴムシは3科に分けられる。

・オカダンゴムシ科 (Armadillidiidae)
・コシビロダンゴムシ科 (Armadillidae)
・ハマダンゴムシ科 (Tylidae)

それぞれ独立に進化しているので丸くなるが親戚ではない。




日本のコシビロダンゴムシの分類

日本にいるコシビロダンゴムシの属は

Cubaris              (ネッタイコシビロダンゴムシ属)
Hybodillo                        (コブコシビロダンゴムシ属)
Spherillo(昔はVenezillo と呼ばれた)   (タマコシビロダンゴムシ属)




オーストラリアのコシビロダンゴムシ

オーストラリア東海岸には固有種のコシビロダンゴムシ(Spherillo grossus)がいる。

このコシビロの系統の研究。

Lee TRC, Ho SYW, Wilson GDF, Lo N (2014) Phylogeography and diversity of the terrestrial isopod Spherillo grossus (Oniscidea: Armadillidae) on the Australian East Coast. Zoological Journal of the Linnean Society, 170: 297-309.

このコシビロも湿った落ち葉の下が好きらしい。



百キロ単位で採集しているので、遺伝子は当然少しずつ違っていた。

不思議なのは、生息地の1ヶ所(Woy Woy)だけ全く違う遺伝子を持つダンゴムシがいたこと。

遺伝的に違う個体を見ても、体には差がないみたい。



ペニスは個体差があるが遺伝子と強い関係はないらしい。

Ws000243
ダンゴムシのペニスカバー(狐耳型)



著者は、ペニスカバーの形を、見た目から「兎耳」「狐耳」…と名付けていた。

変態である。

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