ダンゴムシの歩ける距離が短すぎる。
冬になるとダンゴムシがいなくてつまらない。
見つけてもあまり動かない。
春が楽しみ。
家でダンゴムシのインターネットサイトを見ていたら、おもしろいページを見つけた。
オカダンゴムシを一生懸命歩かせて、400mの距離をダンゴムシは何分で歩ききれるか?を検証している。
考察
この内容について、マジメに考えてみた。
書いてある内容をまとめると、
ダンゴムシを歩かせ続けたら
1匹目は、1時間半くらい経過したところで、ペースが落ちた。
2匹目も、1時間半くらいで歩くペースが落ちている。
3匹目はろくに歩かず、5分で交代させている。(個性がある?)
2匹のダンゴムシの平均速度は時速343.75cmである。
(1時間半でばてる……ダンゴムシは私より体力があることが判明。)
時速343.75cmということは、ずっと一定方向に歩き続けても1年間でたった30kmしか移動できないことになる。
1時間半でばてる、夜行性、低温や乾燥に弱い、などなどを考えると、実際に歩いて移動している距離は大したことはないと思う。
10m/年とかかな?
オカダンゴムシは外来種だから、やって来た侵入場所から歩いて広がっている。
空を飛べないから、とにかく歩くしかない。
雨が降った直後や夜に、外に出て歩き回っているのが見られる。
そう考えると、明治時代の初の侵入から100年で日本中にオカダンゴムシが見られることは驚異的である。
園芸用品にくっつて運ばれるなど、人間による分布拡大が起こっているのだろう。
(実は、人間が手を出さなくても長距離移動ができるのでは?という話もある。
それについてはダンゴムシの移動する距離が長すぎる: だんだんダンゴムシで詳しく書いた。)
追記
似たようなことが新聞にも書いてあった。
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コメント
ほんと冬は全然居ませんよね〜まあ土穿り返せば居るんだろうけど・・・
だんだんダンゴムシさんって、いま何種類くらい飼ってるんですか?
投稿: ps | 2015年2月22日 (日) 07:08
そうですね。
冬に見つけるのは至難の業です。しかし、春になるといっぱい現れるから不思議です。
このダンゴムシの出現時期にあわせて、このブログのアクセス数も上下しています(笑)
今は、コシビロとヒメフナムシを飼っています。
オカダンゴムシは飼わなくても見られるので、飼っていないことが多いですね。
投稿: だんだんダンゴムシ | 2015年2月22日 (日) 17:39