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2015年10月30日 (金)

オカダンゴムシとコシビロの子どものふん、ダンゴムシの糞食について

オカダンゴムシとコシビロダンゴムシのうんちの形が違うという記事を書いた。

オカダンゴムシより、コシビロダンゴムシの糞の方が長方形。



ダンゴムシの子どもも同じように形が違う。

オカダンゴムシの子どもの糞
Imgp8785
正方形に近い長方形


コシビロダンゴムシの子どもの糞
Photo
オカダンゴムシより細長い。

小さいころから、大人と同じ形




糞食 Coprophagy

糞食とは文字通り、うんこを食べること。

ダンゴムシ、ワラジムシは、自分のフンを食べることがよく見られる。



ダンゴムシが糞食する理由はいろいろ考えられており、微生物が関わっているとされる。

(ダンゴムシの腸内には微生物がいる。)



理由1.毒を避ける

葉っぱには毒が含まれている。この毒は微生物の働きで分解される。



ダンゴムシは葉っぱを食べ、消化管内で粉砕する

→細かくなった葉っぱと腸内の微生物が混ざり、出した後の糞で微生物が増える。

→微生物によって毒が薄まったところで、おいしく食べ直す。



理由2.効率的な養分の吸収

葉っぱは動物が消化できないセルロース(食物繊維)が多く含まれている。これは微生物の力で分解できる。

微生物によって栄養にできなかったセルロースが栄養となる。



ダンゴムシは葉っぱを食べ、消化管で微生物を混ぜ、糞として出す。

→微生物によって糞内でセルロースが分解される。

→糞を食べて、分解されたセルロースを栄養にする。

→残ったセルロースと微生物を混ぜて糞にする。(→2コ上に戻る)



食べにくい枯れ葉でも、食べる→糞→食べるの繰り返しによってぎりぎりまで栄養とするのかもしれない。

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