甲羅にとげのあるワラジムシ
ワラジムシにもとげのある種類がいる。
Deto echinata
2列のとげが背中に並ぶ。
Bathytropa 属
背中がこぶだらけ。
Hemilepistus 属
砂漠にいるHemilepistus reaumuri は有名。
Hemilepistus aphganicus はもっと太いとげが発達している。特に第1から第3胸節までが大きい。
このワラジムシは一夫一妻制。巣穴は夫婦で使う。
とげは巣穴を掘るために使う。
頭から穴に入る。
とげを穴の底に押し付ける。
底を削って、とげの上に砂を載せる。
後ろに下がりながら出て、地上に出たら、とげと甲羅の間に挟んだ砂を落とす。
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