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2016年7月 2日 (土)

甲羅にとげのあるワラジムシ

ワラジムシにもとげのある種類がいる。


Deto echinata

2列のとげが背中に並ぶ。



Bathytropa

背中がこぶだらけ。



Hemilepistus

砂漠にいるHemilepistus reaumuri は有名。

Hemilepistus aphganicus はもっと太いとげが発達している。特に第1から第3胸節までが大きい。

このワラジムシは一夫一妻制。巣穴は夫婦で使う。

とげは巣穴を掘るために使う。



頭から穴に入る。

とげを穴の底に押し付ける。

底を削って、とげの上に砂を載せる。

後ろに下がりながら出て、地上に出たら、とげと甲羅の間に挟んだ砂を落とす。



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