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2016年8月 8日 (月)

フナムシ→ダンゴムシ。育房の陸上適応

以前、「epipodとはなにか。」で

ワラジムシ目のepipodには、育房から卵が失われないように、蓋をする機能がある

と書いた。



ダンゴムシの育房は、薄いクチクラの膜で閉じられているはずでは?と思った。

密閉されているならば、epipodが蓋をする必要はない。

調べたら、どうやら、海にいるダンゴムシの仲間の育房は前後で穴が開いていて、そこから海水を取り入れているらしい。

卵への酸素の取り入れなどは、水流を直接利用しているようだ。



この原始的な形質は、フナムシも同様である。

フナムシは第6胸脚、第7胸脚を使い、毛細管現象によって海水を体に取り入れることは有名である。

これを利用し、育房の後ろの穴から卵にも新鮮な水を供給している。



この方法の欠点は、液体の海水が常に必要となるところである。

フナムシは海岸から離れられない。



しかし、ダンゴムシは陸の奥地にまで進出している。

この理由の一つが、育房の穴がなくなった点である。

これにより、乾燥に耐えられるようになり、さらに物理的な防御まで強化できるようになった。



と思ったら、ダンゴムシも穴が残っているみたいなことも聞いた。どっちだ?

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