フナムシ科の属、亜属
陸にいるワラジムシ目は、ダンゴムシ、ワラジムシ、フナムシである。
フナムシ科は、6つの属に分けられる。
フナムシ科 Ligiidae
┣Ligia フナムシ属
┣Ligidium ヒメフナムシ属
┣Caucasoligidium
┣Ligidioides
┣Tauroligidium
┗Typhloligidium
※分類はよくわからない。人によって違うかもしれない?
フナムシ属とヒメフナムシ属が日本にいる。
フナムシは海岸にいる。
ヒメフナムシは森林にいる。
フナムシ
フナムシ属
┣フナムシ Ligia exotica
┣キタフナムシ Ligia cinerascens
┣リュウキュウフナムシ Ligia ryukyuensis
…
多くのフナムシは、海岸にしかいない。
(ただし、まれに川を遡上して山の中で見つかることもある。小笠原諸島では淡水に適応したナガレフナムシもいる。)
フナムシ
キタフナムシ
リュウキュウフナムシ?
体長に匹敵する長さの第2触角と、細長い尾肢を持つのが特徴。
種はオスの腹肢の形で見分ける。
ヒメフナムシ
ヒメフナムシ属
┣ニホンヒメフナムシ
┣チョウセンヒメフナムシ
┣リュウキュウヒメフナムシ
┣ニホンチビヒメフナムシ
┣キヨスミチビヒメフナムシ
┗イヨチビヒメフナムシ
鬱蒼とした森に行けば、ヒメフナムシという、土を好む小型のフナムシが見られる。
大きさは最大2cm程度。
乾燥、多湿、貧栄養、低温に強いと思う。
温暖な地域には少ない。
飼ってみると、ダンゴムシにはない魅力がある。
詳しくは、超珍しいフナムシ、チビヒメフナムシ。: だんだんダンゴムシで。
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