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2017年5月

2017年5月20日 (土)

神奈川県生田緑地のダンゴムシ

神奈川県の生田緑地に行ってきた。

オカダンゴムシがいた。

在来種のワラジムシとヒメフナムシもいた。


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後ろ半分を脱皮しようとしている。


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ヒメフナムシ



ゼンマイが生えていた。胞子葉を出していた。
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よく見ると、栄養葉がいくつか切り取られている。

ゼンマイあるある

この時期、胞子葉だけを掲げるゼンマイをあちこちで見る。


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毛虫も葉っぱを食べていた。

シダを食べる昆虫は珍しい。


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ベニシダ


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ホラシノブ


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オニヤブソテツ


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よく見かける気がするシダ

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2017年5月15日 (月)

オカダンゴムシとコシビロダンゴムシのおしり。Eubelidae

オカダンゴムシとコシビロダンゴムシのおしり。尾肢: だんだんダンゴムシ

ダンゴムシの仲間のうち、コシビロダンゴムシ科は尾肢原節の中に尾肢外肢が埋め込まれている。



Eubelidae

補足すると、コシビロダンゴムシ科だけでなくEubelidae 科もこの特徴を持つ。

「Eubelidae」の和名はない。「エウベルコシビロダンゴムシ科」?


エウベルは東南アジアやアフリカ大陸の熱帯域にいる。

甲羅にとげがあるダンゴムシ: だんだんダンゴムシに載せた、Stegosauroniscus horridus などがEubelidaeに属する。



コシビロダンゴムシ科とEubelidae

コシビロダンゴムシ科と Eubelidae は姉妹群だと言われ、近縁とされる。


共通点

コシビロダンゴムシ科と Eubelidae の共通点は、尾肢の他に、白体が腹肢に5対あること、科内に endoantennal conglobation ability を持つ種類が多いことなどがあるようだ。

ほとんど同じ形。



形態の用語は難しくて、間違ったこと書いてるかもしれないが、

endoantennal conglobation ability とは、第2触角を内側にしまいながら体を丸くする能力のこと。

訳すなら、第2触角格納型球形化能力、だろうか。




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第2触角格納型球形化能力を持つ種類を含むのは、オカダンゴムシ科、コシビロダンゴムシ科、 Eubelidae、Scleropactidae の4つ。

Scleropactidae は丸くなれるけれど、腹尾節よりも尾肢が後端へ突き出るというワラジムシな面ももつ。

丸くなったとき触角をしまえず出るタイプ(exoantennal conglobation)もいる。

スケッチ:Campos-Filho IS, Araujo PB. 2011. Two new troglobitic species of Scleropactidae (Crustacea: Isopoda: Oniscidea) from Pará, Brazil. Nauplius, 19(1), 27-39.

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相違点

コシビロダンゴムシ科と Eubelidae の違う点は、第1胸節の左右に弓型の溝があるかどうからしい。

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Eubelidae はこの溝がある、と書いてある?


ここには尾肢の構造の違いを挙げている。

Stefano Taiti, Pasquino Paoli & Franco Ferrara (1998) MORPHOLOGY, BIOGEOGRAPHY, AND ECOLOGY OF THE FAMILY A RMADILLIDAE (CRUSTACEA, ONISCIDEA), Israel Journal of Zoology, 44:3-4, 291-301

コシビロダンゴムシ科は尾肢原節の中心付近に外肢が埋め込まれているが、Eubelidaeは尾肢原節の後端の方に外肢が埋め込まれている。

ただし例外もあり、コシビロダンゴムシ科の外肢が後端にある種や正中線寄りにある種もいる。












どうでもいい話

最近、星新一賞という文学賞があることを知った。

星新一のショートショートは面白い。

機械で囲まれて便利になったかと思いきやそうでもないとか、宇宙人に外来植物を持ち込まれて駆除する話とか。



好きなやつを一つ。(ネタバレ)




ある日、とても高度な文明を持った宇宙人が地球にやってくる。

その宇宙人の要望によって、不老不死(長寿だったかな?)の薬の作り方が、全世界に伝わる。

寿命が永遠になり、人口が爆発的に増加し、社会が危機に瀕する。

宇宙人に意図を聞くとこう答えた。「私は奴隷商人です。」

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2017年5月 2日 (火)

鹿児島のコシビロダンゴムシの赤ちゃんが生まれた

2年前に鹿児島大学の郡元キャンパスでコシビロダンゴムシを捕まえた。

飼い続けている。
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この春も子どもが産まれた。

3匹いた。おそらく1匹のメスから産まれている。


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親と思われる個体。一歳。

鹿児島で捕まえたコシビロダンゴムシがまだ生きてる: だんだんダンゴムシ



鹿児島で捕まえた個体は全て死んでしまっている。
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祖父母のダンゴムシ

鹿児島のダンゴムシ: だんだんダンゴムシ

灰色だが、同じ灰色のトウキョウコシビロダンゴムシとは少し違う模様。










どうでもいい話

フランス人の知り合いがいるが、フランスの大学の授業料はすごく安く、年数万円らしい。

その代わり、研究費もなく、外部からとってくる必要がある。

教育は無料という意識がある?

デンマークの博物館も無料だった。

デンマークの博物館: だんだんダンゴムシ

おもしろくなかった。博物館に関しては、有料でも日本の博物館の方が行く価値がある。

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