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2017年5月15日 (月)

オカダンゴムシとコシビロダンゴムシのおしり。Eubelidae

オカダンゴムシとコシビロダンゴムシのおしり。尾肢: だんだんダンゴムシ

ダンゴムシの仲間のうち、コシビロダンゴムシ科は尾肢原節の中に尾肢外肢が埋め込まれている。



Eubelidae

補足すると、コシビロダンゴムシ科だけでなくEubelidae 科もこの特徴を持つ。

「Eubelidae」の和名はない。「エウベルコシビロダンゴムシ科」?


エウベルは東南アジアやアフリカ大陸の熱帯域にいる。

甲羅にとげがあるダンゴムシ: だんだんダンゴムシに載せた、Stegosauroniscus horridus などがEubelidaeに属する。



コシビロダンゴムシ科とEubelidae

コシビロダンゴムシ科と Eubelidae は姉妹群だと言われ、近縁とされる。


共通点

コシビロダンゴムシ科と Eubelidae の共通点は、尾肢の他に、白体が腹肢に5対あること、科内に endoantennal conglobation ability を持つ種類が多いことなどがあるようだ。

ほとんど同じ形。



形態の用語は難しくて、間違ったこと書いてるかもしれないが、

endoantennal conglobation ability とは、第2触角を内側にしまいながら体を丸くする能力のこと。

訳すなら、第2触角格納型球形化能力、だろうか。




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第2触角格納型球形化能力を持つ種類を含むのは、オカダンゴムシ科、コシビロダンゴムシ科、 Eubelidae、Scleropactidae の4つ。

Scleropactidae は丸くなれるけれど、腹尾節よりも尾肢が後端へ突き出るというワラジムシな面ももつ。

丸くなったとき触角をしまえず出るタイプ(exoantennal conglobation)もいる。

スケッチ:Campos-Filho IS, Araujo PB. 2011. Two new troglobitic species of Scleropactidae (Crustacea: Isopoda: Oniscidea) from Pará, Brazil. Nauplius, 19(1), 27-39.

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相違点

コシビロダンゴムシ科と Eubelidae の違う点は、第1胸節の左右に弓型の溝があるかどうからしい。

1?
Eubelidae はこの溝がある、と書いてある?


ここには尾肢の構造の違いを挙げている。

Stefano Taiti, Pasquino Paoli & Franco Ferrara (1998) MORPHOLOGY, BIOGEOGRAPHY, AND ECOLOGY OF THE FAMILY A RMADILLIDAE (CRUSTACEA, ONISCIDEA), Israel Journal of Zoology, 44:3-4, 291-301

コシビロダンゴムシ科は尾肢原節の中心付近に外肢が埋め込まれているが、Eubelidaeは尾肢原節の後端の方に外肢が埋め込まれている。

ただし例外もあり、コシビロダンゴムシ科の外肢が後端にある種や正中線寄りにある種もいる。












どうでもいい話

最近、星新一賞という文学賞があることを知った。

星新一のショートショートは面白い。

機械で囲まれて便利になったかと思いきやそうでもないとか、宇宙人に外来植物を持ち込まれて駆除する話とか。



好きなやつを一つ。(ネタバレ)




ある日、とても高度な文明を持った宇宙人が地球にやってくる。

その宇宙人の要望によって、不老不死(長寿だったかな?)の薬の作り方が、全世界に伝わる。

寿命が永遠になり、人口が爆発的に増加し、社会が危機に瀕する。

宇宙人に意図を聞くとこう答えた。「私は奴隷商人です。」

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