ダンゴムシの交尾を初めて見た!
ダンゴムシはよく見るが、ダンゴムシの交尾は見たことがなかった。
しかしついに、セイコーマート大宮若林店の駐車場裏の草むらで交尾を目撃した。
白昼堂々、隠れもせずに交尾していた。(天敵がいない?)
興奮して写真を撮り忘れてしまった。
捕まえたら、メスが閉じてしまい、オスの○○○が挟まれた。
すごく痛そう。
ダンゴムシの交尾では、丸まりかけた半開きのメスに、オスが交尾用の付属肢(短いペニスと接続する細長い第一腹肢内肢)を、メスの脇腹(第5胸脚の付け根にある生殖孔)へ入れる。
交尾の画像をちゃんと見たい方は、以下の学術論文の FIGURE 1のE を見てください。
Armadillidum vulgare during mating
(追記)
またダンゴムシの交尾を見た。
今度は動画を撮った→またダンゴムシの交尾を見た。: だんだんダンゴムシ
(さらに追記)
交尾を見たのは5日。
メスは飼い続け、21日に見たら卵を抱えていた。
数日後、ちゃんと生まれた。
メスは何度も交尾を繰り返すため、全ての子供が写真のオスの子とは限らない。
交尾の流れ
オスがメスの匂い?を触角で嗅ぐ
メスも繁殖期だと判断したら、オスは背中に乗って抱き付く
この状態はまだ交尾に至っていない
メスは体を揺すって抵抗する。(オスの力を試しているという説がある)
オスを受け入れると、メスは軽く丸まって少し開いた状態になる
開いた隙間からオスが交尾器を入れる
メスは左右に交尾器があるので、反対側にも繰り返す
終わったら離れる
オスがメスの上に乗っている状態を「交尾」と書くのをよく見るが、
交尾じゃなくて、メスがOK出すのをオスは待っている状態とされる。
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