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2018年9月20日 (木)

ダンゴムシのガチャを検証した(前編)

ダンゴムシのガシャポンを東京駅でサンプリングした。

ダンゴムシの形をしているか確かめた。



結論から書くと、精巧にできており、オカダンゴムシそのものだった。

開発者はオカダンゴムシの図鑑を見て作ったらしいが、想像以上の完成度。

少し本物と違う所もあるが買う価値があった。




仮説:バンダイが発売したダンゴムシのカプセルトイのモデルは、オカダンゴムシ Armadillidium vulgare である。

検証方法:購入したダンゴムシのカプセルトイのパーツの形が、家の庭で採集したオカダンゴムシの形と同じかをチェックする。



体節の数 ◎

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We
頭胸部1節+胸部7節+腹部5節+腹尾節1節


丸くなるか ◎

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丸くなる

節の重なり方もほぼ完璧。


触角 ○

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鞭節2節+柄節5節

ガチャは柄節が1節少ない。

節の長さ、太さ、形は、本物に近い。


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第1触角(矢印)が再現されていなかった。

逆三角形の頭楯や、丸まったとき触角をしまう溝は模られている。



 ○

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左右に扁平で、縁に眼がある。

実際の眼は複眼だが、ガチャは単眼のように作られている


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1
丸くなったとき、オカダンゴムシは頭とお尻の間に隙間をつくる。コシビロダンゴムシは隙間がない。

オカダンゴムシの特徴である隙間が再現されている。



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口はデフォルメされている。



胸脚 △

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7対14本

ガチャは生えている位置が後ろにずれ、

第1胸節に胸脚がなく、腹節から第7胸脚が生えている。

ガチャの最大の問題点だが、製作上、仕方がなかったのかもしれない。



第1胸脚
Imgp2133

Imgp2128
実際の脚の先端は二叉に見える。

脚には全体的に毛が生えるが、細い構造は再現していない。

胸脚の形を少しずつ変えている。実物同様、第7胸脚は少し大きく作られている。



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