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2019年1月 7日 (月)

エサによって消化酵素を調節するヘラムシ

ヘラムシは海にいるワラジムシ目。

海藻を食べる種類と動物を食べる種類がある。


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海草にいたオホーツクヘラムシ?



海藻を食べるバルチックヘラムシ Idotea balthica

大西洋には、バルチックヘラムシという海藻を食べるヘラムシがいる。

このヘラムシの消化管の酵素をトランスクリプトーム解析した研究があった。

De Wit, P., Yamada, K., Panova, M., André, C., & Johannesson, K. (2018). Diet-dependent gene expression highlights the importance of Cytochrome P450 in detoxification of algal secondary metabolites in a marine isopod. Scientific Reports, 8(1), 16824.



褐藻にはフロロタンニン、アオサにはジメチルスルホニオプロピオナートやアクリン酸などの毒がある。

解毒酵素として知られるチトクロームP450ファミリー2の配列と量を見て、違いがあるかを見ている。

ヒバマタよりアオサを食べさせたときで、分泌するチトクロームP450の量が多かったらしい。



木材を食べるキクイムシが持つリグノセルロース分解酵素は全く検出されなかったと書いてある。



陸上のダンゴムシも解毒酵素を持っているのかな?

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