メダマグソクムシ
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メダマグソクムシ
メダマグソクムシ Aegiochus vigilans だと思う。
腹尾節の後ろがギザギザ
目がとても大きい
交尾針
オスの第2腹肢
ここによると、メダマグソクムシの交尾針は最初は上の写真のように内肢より短く、成長につれて長くなり、最終的に上の写真の2倍ぐらいの長さになる。
さらに、オスは頭と第1胸節の形も変わって、メスと違う形になるようだ。
成熟すると、カブトムシのような角が頭に生え、背中にはツノゼミのような突起が生える。
この変化は、体長の変化を伴わない。
メダマグソクムシとA. webberi にしか見られない珍しい特徴。
頂いたグソクムシは成熟していないかもしれない。
エサを食べた直後だから?
かなり交尾針がわかりづらい。形も雌雄で同じ。
この後、脱皮を繰り返して大人になるのだろう。
腹の色が赤、青、黄色。
色は腸内の食べ物?
色と雌雄は関係ないと思われるが、
論文に色についての記述はなく、よくわからない。
体表の色については、論文でアルコールで茶褐色と書いてあるが、生きている状態では白っぽい。
アルコールに入れたら、茶色に変色した。
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コメント
ありがとうございます。雄が多くいましたね。性的二形は間違っていたようですね。
投稿: 磯岸 | 2019年3月 9日 (土) 21:22
色の正体は何でしょうね。
しばらく飼育して色の変化を追っていかないと、間違っているかどうかも何とも言えないです。
投稿: だんだんダンゴムシ | 2019年3月14日 (木) 12:37