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2020年7月24日 (金)

オオグソクムシとダイオウグソクムシの食べ物

水族館のオオグソクムシはサバなどをやっている。

自然界でも純粋な肉食だった。



メキシコ湾のダイオウグソクムシの胃内

ダイオウグソクムシとは大西洋、インド洋、南シナ海(台湾沖とあるが東沙諸島)などの深海300~2000mで見つかる世界最大のダンゴムシ。

Barradas-Ortiz, C., Briones-Fourzán, P., & Lozano-Álvarez, E. (2003). Seasonal reproduction and feeding ecology of giant isopods Bathynomus giganteus from the continental slope of the Yucatan peninsula. Deep Sea Research Part I: Oceanographic Research Papers, 50(4), 495-513.

メキシコ湾からトラップと底引き網で数百匹捕まえている。



appendix masculina(人間で言うチ○チ○)と卵巣から、オスは210mm以上、メスは180mm以上の体長で大人になる。

300mm以上は全てオス。性比はだいたい1対1。

夏だけappendix masculinaを持つ頻度が下がるので、ダイオウグソクムシのオスのアソコは生えたり消えたりするとしている。



夏も冬も、子どもも大人も、胃の中から出て来るのは半分以上が魚で、残りも甲殻類、頭足類(だいたいイカ)がほとんど。

甲殻類はエビ、ヨコエビ、シャコ、等脚類(スナホリムシ等)など。共食いもあり。

他には有孔虫、海綿、アニサキス、ゴカイ、腹足類、ツノガイ、コケムシ、サンゴ、そしてsoft matterという消化物が見つかる。



wikipediaにはクジラを食べるとあり、youtubeにはワニ肉を食べるとある。




オオグソクムシ

ダイオウグソクムシより小さいが、100mmを超える日本最大のダンゴムシ。

Imgp4762

Shih, C. T. (1972). Note on the giant isopod genus Bathynomus Milne Edwards, 1879 with description of a new species.

消化管の内容物は、放散虫、魚、ソコミジンコと書いてある。



オオグソクムシが繁殖するには体長50mm(♂)88mm(♀)以上になる必要があるらしい。

Soong, K., & Mok, H. K. (1994). Size and maturity stage observations of the deep-sea isopod Bathynomus doederleini Ortmann, 1894 (Flabellifera: Cirolanidae), in eastern Taiwan. Journal of Crustacean Biology, 14(1), 72-79.



ダイオウグソクムシもオオグソクムシも純粋な肉食のようだ。

ウオノエ亜目はだいたい肉食。

深海底に落ちて来る有機物の由来は、動物かそれ以外、陸か海、どちらが多いのだろうか?






ウオノエ亜目の画像を探していたら、ウオノエの炊き込みご飯を食べたという記事を見た。

可愛くて美味しい寄生虫『ウオノエ』 醤油味の炊き込みご飯は絶品?

>加熱により素晴らしい出汁が出て

>メスが抱卵している場合は味がより一層良く

と書いてある。食べてみたい。




ココログの仕様が変わって広告も増えて見辛い。

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