オカダンゴムシ属とエルマ属
日本の外来種のオカダンゴムシ科は2種いる。
オカダンゴムシ Armadillidium vulgare
ハナダカダンゴムシ Armadillidium nasatum
オカダンゴムシ科の全種の原産地は地中海周辺で、多くの種がいる。
なんとなく調べたことをメモした。
オカダンゴムシ属 Armadillidium
とても種数が多い。
Armadillidium album
Armadillidium depressum
Armadillidium granulatum
Armadillidium nasatum
Armadillidium opacum
Armadillidium pictum
Armadillidium pulchellum
Armadillidium versicolor
Armadillidium vulgare
などなど200種ぐらいいる。
世界的に広まった種類はA. vulgareとA. nasatumぐらいで、他は分布が狭く石灰岩地帯に多い。
分布が重なっていて、細かい違いで種を分けるらしく、原産地では誤同定も多いらしい。
Eluma属
オカダンゴムシ属によく似るエルマ属がヨーロッパにいる。
オカダンゴムシ属より珍しく、背板につやがあり地中にいる傾向がある。
オカダンゴムシと同じで、丸くなり、腹尾節は三角。
オカダンゴムシ属は眼に多数の個眼がある複眼だが、エルマ属は左右の眼に大きな個眼が一つずつの単眼という違いがある。
以下の3種が知られる。
Eluma caelata
https://www.bmig.org.uk/species/eluma-caelata
Eluma tuberculata
単眼はナガワラジムシなどでも見られる。
おそらく複眼が退化したものだと思う。
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