カテゴリー「海のダンゴムシ:コツブムシ」の34件の記事

2021年5月21日 (金)

音を出すダンゴムシ、ニホンコツブムシ

ダンゴムシは、匂いで他のダンゴムシとコミュニケーションをする。

一部に音を出す種類もあったりする。


音を出すダンゴムシ


コシビロダンゴムシの一種 Armadillo officinalis は、体の一部を擦り合わせて音を出すことstridulationができる。

第4胸脚と第5胸脚の前節にある鱗状の出っ張りを使う。

丸くなるときに擦れて音がでるらしい。

Armadillo属だけができるとされる。



Caruso D, Costa G (1976) L'apparato stridulatore e l'emissione di suoni in Armadillo officinalis Dumeril (Crustacea, Isopods, Oniscoidea). Animalia 3: 17–27.

コシビロダンゴムシは振動で敵を撃退するのかもしれないという論文らしい。


Cividini, S., Sfenthourakis, S., & Montesanto, G. (2020). Are terrestrial isopods able to use stridulation and vibrational communication as forms of intra and interspecific signaling and defense strategies as insects do? A preliminary study in Armadillo officinalis. The Science of Nature, 107(1), 4.

この実験では3つのグループに分け、振動なし、A. officinalisの種特異的な振動、非特異的な振動にそれぞれ曝し、

これをY字の台に載せ、音を聞かせて、どこへ行ったかを記録している。

結果、性別やサイズに関係なく、種特異的な振動を聞かせたグループはその音がする方向に行きたがらない。

非特異的な音を聞かせたグループも、その音がする方に行かなくなる。サイズが大きいほど行かない。



この音から逃げようとする傾向があり、仲間が出す警報音を聞いて脱出するのかもしれない。

ダンゴムシが使う、丸くなる、擬死、警戒フェロモンなどのような防御行動の一種でもあるらしい。




海のダンゴムシの音


浅い海にいるニホンコツブムシCymodoce japonicaも音を出せる。

Nakamachi, T., Ishida, H., & Hirohashi, N. (2015). Sound production in the aquatic isopod Cymodoce japonica (Crustacea: Peracarida). The Biological Bulletin, 229(2), 167-172.

隠岐諸島のニホンコツブムシを調べて、オスは体を振動させて音stridulationを出すことを確かめている。


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ニホンコツブムシに近縁なフトトゲコツブムシ

ニホンコツブムシの食事: だんだんダンゴムシで、この写真をニホンコツブムシとしたが、よく似るフトトゲコツブムシだった。

フトトゲコツブムシも音を出していた。



ニホンコツブムシは一夫多妻制で、一匹のオスは縄張りを持ち、その巣穴に多数のメスがいる。

メスは子どもを産むと死ぬ。子どもは数日で巣を離れる。

縄張りにオスが入ったり、掴まれたりすると、オスは腹尾節をわずかに持ち上げ、節の後ろ部分を他の節の前部に擦って音を出す。メスは出さない。

縄張りの巣穴に入る邪魔者を音で撃退しているのかもしれない。



人工的に後部の節を背中側へ曲げるとオスだけ同じ音がすること、オスもメスも胸節の内側にやすり状の構造があることを確かめている。



1音節70ミリ秒程度で、2500~3000Hz前後の音が出ている。

オスは1節に約188列のギザギザがある。

188列/0.07秒=2685Hzなので、理論的な値と合致している。




追記

ダンゴムシ、コツブムシの他に、ヤマトウミナナフシも音を出すらしい。

Kakui K., Shiraki S. 2021 Presumptive stridulatory organs in Paranthura cf. japonica Richardson, 1909 (Isopoda: Cymothoida: Paranthuridae), Journal of Crustacean Biology. 41, ruab026




音を出すダンゴムシはいつか見てみたい。

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2017年10月22日 (日)

フトトゲコツブムシの食事

愛媛県の海岸でコツブムシを捕まえた。

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ニホンコツブムシのオスだと思う。

フトトゲコツブムシでした。

腹尾節や尾肢の形で種が絞れる。


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オスのフトトゲコツブムシは腹尾節の中心が尖らない。



金魚のエサを食べるフトトゲコツブムシ





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メス

この種は、雌雄で形が違う。

オスの方が毛深くて、がっしりした体つきをしている。



ニホンコツブムシのオスは腹尾節の中心が鈍く尖る。

ニホンコツブムシは磯からよく見つかる。1500m以深の深海で見つかったこともある。



ニホンコツブムシのオスは、鳴くことが知られる。

掴むと、腹節をはじくように動かし、音を出した。

敵を脅したり、他のオスとの縄張り争いに使ったりするらしい。















関係ない話

家の周りは住宅街だが、ポツンと小さい森があった。

最近伐採されたが、土器が出てきたらしい。

縄文時代の遺跡は千葉県じゃ珍しくない。奥東京湾や印旛沼は貝塚だらけ。

千葉市が加曽利貝塚を宣伝し始めた。

加曾利貝塚にはコシビロダンゴムシがいます。(オカダンゴムシとコシビロダンゴムシの腹肢の違い: だんだんダンゴムシ

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2017年4月13日 (木)

深海のコツブムシ

友人からコツブムシの標本をもらった。

Imgp0876メス
日本の沖合の深海から採集された


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脚が鎌状


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丸くなれる。

ダンゴムシに比べて、きれいな円じゃない。どらやきみたい。


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眼が白い。

もらったときから、体の色も白かった。

採集時はどうだったか聞くのを忘れた…今度聞こう。も白かったらしい。

ということは深海性だろう。


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第4?胸節の底板が出っ張る

腹節が3つしかない?

ワラジムシ目の腹節は5つであり、融合して数が少ない種類はコツブムシ亜目に多く見られる。


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腹尾節の隆起があり、鰓室ができているので、コツブムシ亜目。


Photo
腹尾節に特に模様はない。



コツブムシ亜目は種類が多くてよくわからない。

シンカイウミセミ属 Bathycopea?

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2016年12月24日 (土)

ダンゴムシの触角は2本ではなく4本。第一触角・第二触角

ダンゴムシの触角についてまとめた。


第2触角 Second antenna

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ダンゴムシの頭には2本の触角がみえる。


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この2本の触角は第2触角と呼ばれている。

巷でダンゴムシの触角と言えば、ほぼ第2触角を指す。


オカダンゴムシの第2触角はメスよりオスの方が13.5%ほど長い。

ダンゴムシのオスはメスより触角が長い: だんだんダンゴムシ



第1触角 First antenna

では第1は?

実は、第2触角の根元にとても小さい触角が2本ある。

これが第1触角である。
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オカダンゴムシの頭部の拡大

矢印が左の第1触角である。

目で見えないぐらい第1触角は小さい。


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コシビロダンゴムシの頭


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第2触角の根元を見ると…やはり第1触角がある


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第1触角の拡大

(気泡がついてしまった…)


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第1触角のスケッチ

ダンゴムシの第1触角は3節。一番先端の節からは感覚毛 aesthetasc と呼ばれる特殊な毛がたくさん生えている。

第1触角が3節(鞭節1節+柄節2節)なのは、ダンゴムシ、ワラジムシ、フナムシに共通する。

この3つが1つの種から進化した証拠の一つだとされている。(他に27ヶ所ほど共通点がある。)


Taiti, S., & Rossano,C. (2015). Terrestrial isopods from the Oued Laou basin, north-eastern Morocco (Crustacea: Oniscidea), with descriptions of two new genera and seven new species. Journal of Natural History, 49(33-34), 2067-2138.

ここにEluma praticola の第1触角のスケッチがある。

エルマ属はオカダンゴムシ科のダンゴムシ。


http://lanwebs.lander.edu/faculty/rsfox/invertebrates/armadillidium.html

ここにもオカダンゴムシの体の構造について詳しく書いてある。


ダンゴムシジャパンさんも書いているが、甲殻類では

第1触角は、周囲の化学物質を感知して仲間や天敵の有無を調べる嗅覚

第2触角は、物理的な接触を感知する触覚

を司ると言われる。


ダンゴムシでは、第2触角が嗅覚も担っているかもしれない。

でも第1触角に毛が生えているから機能は残っているのかも。



ミズムシ、コツブムシ、オオグソクムシの第1触角

他のワラジムシ目(等脚類)も触角は4本である。

陸にいるダンゴムシやワラジムシは第1触角が退化して見にくいが、淡水や海水にいる種類は4本とも目立つ。

ミズムシ
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コツブムシ
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オオグソクムシの第1触角
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オオグソクムシの付属肢(前編)




触角当てクイズ

下の図は、いろんなワラジムシ目の第1触角のスケッチです。

A~V、どれが何という種類でしょう?

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Brusca, R. C., & Wilson, G. D. (1991). A phylogenetic analysis of the Isopoda with some classificatory recommendations. Memoirs of the Queensland Museum, 31, 143-204.


答えは次のページ

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おしりにギザギザしたノコギリをもつコツブムシ

Serolis meridionalis というセロリスの一種(コツブムシ亜目)は

北極や南極の深海に生息している、海産ダンゴムシの仲間である。


ノコギリザメ並みのすごい尾を持つ。

http://www.auburn.edu/academic/cosam/departments/research/antarctica/2013/animals/images/Ceratoserolis.jpg
http://www.auburn.edu/academic/cosam/departments/research/antarctica/2013/animals/

ギザギザの腹尾節は何に使うつもりだろう

日本南極観測隊のpdfに詳しい形態情報が載っている。

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2016年11月28日 (月)

コツブムシの繁殖機構を乗っ取るヤドリムシ

ワラジムシ目(等脚類)のうち、約8割は自由生活で、

残りの2割は、他の動物に寄生して血液、体液を吸うことがある。
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スジエビに寄生するエビノコバン


ウオノエ亜目には寄生する種が多い。タイノエ、ウミクワガタ、ヤドリムシ…


ウオノエ亜目カクレヤドリムシ上科の Ancyroniscus bonnieri は、同じ等脚類のコツブムシ亜目の Dynamene bidentata に寄生することがわかっている。



コツブムシの Dynamene bidentata

Dynamene bidentata は地中海など大西洋北部にいる。

オスは背中に2本のとげを持つが、メスは持たない。


磯や浅い海の、岩の隙間や死んだフジツボの殻をすみかにしている。

日本にも死んだフジツボを住処にするコツブムシがいる。
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ワラジムシ目なので、メスは卵を胸節の育房で保護し、孵化するまで抱える性質を持つ。

カクレヤドリムシは、この卵を抱えているメスに寄生する。



カクレヤドリムシの Ancyroniscus bonnieri

Holdich, D. (1975). Ancyroniscus bonnieri (Isopoda, Epicaridea) infecting British populations of Dynamene bidentata (Isopoda, Sphaeromatidae). Crustaceana, 28(1), 145-151.


A. bonnieri
D. bidentata だけに寄生する。

寄生率は高く、1~3割ほど。

成体と寄生型幼生は、見た目がハエの幼虫のようで、目はなく、口器や胸脚などは退化している。

プランクトン幼生は発達した胸脚を持つ。


カクレヤドリムシの幼生は、コツブムシの体内に侵入し、内臓の組織に住み着く。

このときは、オスのコツブムシに寄生することもあり、一匹のコツブムシに最大4匹まで寄生する。


ただし、カクレヤドリムシのメスが卵をつくる場合は、コツブムシのメス一匹を独占する。

コツブムシの卵を食べ、代わりに自分の卵を産み付けてしまう。


寄生されたコツブムシは、カクレヤドリムシの卵を育てる。

ほとんどのダンゴムシが持つ、卵が孵るまでメスがお腹で保護する形質を逆手にとっている。



詳しい生活史

1.コツブムシが成熟し、卵が育房内にできると、カクレヤドリムシのメスは繁殖行動を開始する。

2.外骨格を破り、育房内に、頭と胸節の前半分を出す。
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寄生されたコツブムシの断面図。論文の図を参考

寄生虫: 成熟前のカクレヤドリムシのメス。卵: 吸収されているコツブムシの卵


3.体組織に後ろ半分を固定したまま、コツブムシの卵を食い尽くす。

カクレヤドリムシのサイズが小さいと食べ残すことがある。

寄生しているのに口器や胸脚がわずかに残るのは、卵をエサにするため。


4.カクレヤドリムシのお腹は卵を消化して得た脂質で膨れる。

成熟したメスは、この栄養を元に自分の卵を作り出す。


5.作った卵は、コツブムシの育房と体組織内の両方に産む。

コツブムシよりも数が多い。

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カクレヤドリムシに卵を産み付けられたコツブムシ。論文の図を参考


6.数ヶ月すると卵が孵り、カクレヤドリムシの幼虫が出てくる。

親のコツブムシ、カクレヤドリムシは共に死ぬ。


7.そして、出てきた幼虫はプランクトンになり、一次寄生者のカイアシに寄生しながら生活する。

コツブムシが見つかるまで漂い続ける。




カイアシに寄生するヤドリムシの写真

Medeiros GF, Medeiros LS, Henriques DM, Carlos MT, Faustino GVBDS, Lopes RM. 2006 Current distribution of the exotic copepod Pseudodiaptomus trihamatus Wright, 1937 along the northeastern coast of Brazil. Brazilian Journal of Oceanography, 54, 241-245.

ヤドリムシに寄生されているカイアシは珍しいと書いてある。

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2016年7月 1日 (金)

クリアファイルにコツブムシが印刷されている

ある人が持っていたクリアファイルにコツブムシが印刷されていた。

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「大槌の復興から世界に広がる海洋研究」

コツブムシを真ん中に書いている。



コツブムシは愛らしい!

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2015年8月 1日 (土)

大きなコツブムシを見つけた。

千葉県で海藻を探した。

大きなコツブムシが海草の根っこのすきまにいた。


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見つけたときには、死んでいた。

おしり(腹尾節)に目立つコブがいくつかあり、剛毛でふさふさだった。



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尾肢もふさふさ。



一匹しか見つからず。

コツブムシの仲間は種類が多すぎ。

なので、種類は不明。






怪しいセミナーの勧誘

以下、関係ない話。



最近、ある大学の前を通ったら、声をかけられた。

スーツの茶髪「学生さんですかー」



違うよ。学生に戻りたいよ。(-゛- )

声、顔、態度がうるさいので、無視した。

「詐欺だ」と感じたので、なんの詐欺か調べたら、就活セミナー(就活塾)詐欺のようだ。



「就活に役に立つ」と言って、無料説明会に連れていき、そこで圧力かけて高額の就活塾に申し込ませるらしい。

茶髪とは別の人が、捕まえた学生に「今、応援キャンペーンをやっておりまして、」とか言って、紙を見せていた。

ちゃんと逃げられたかな?





怪しい宗教の勧誘

駅でも声をかけられる。

おばさん(若い人の時もあり)「社会人の方にアンケートお願いしております



違うよ。社会人になりたいよ。(-゛-#)



「宗教だ」と感じた。

どうやら、若い人ばかりに声をかけている。こちらも無視。

暑いのに、狂ったようにいろんな人に声をかけている。



カルト宗教にはまらなくて良かった。

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2015年7月 5日 (日)

八景島シーパラダイスのミクロモンスター展

神奈川県の八景島シーパラダイスで7月12日までミクロモンスター展をやっている。

ウミクワガタ、ヘラムシなどのワラジムシ目(等脚類、Isopoda)とクーマ目(Cumacea)、ヨコエビ目(Amphipoda)が展示されている。

マニアックすぎる。ダンゴムシ好きとしては行くしかない。




オオグソクムシ(Bathynomus doederleini

コーナーの目立つところにいたのは、オオグソクムシ。全然ミクロじゃない…

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周りにいた人たちの感想

「キモッ」

「あれだろ?でっかいフナムシ」(←違います)

「ダイオウグソクムシだ!」(←違います)



オオグソクムシの学名は
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(誤)Batynomus doederleini

(正)Bathynomus doederleini



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別の場所で赤ちゃんも展示中




ヒラタヤリボヘラムシ
 Symmius planus
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実は見たことなかった。初めて見た。

ヤリボヘラムシはトガリヘラムシ科(Chaetiliidae)に属する。

脚は第1胸脚から、場合によっては第6胸脚まで亜鎌状である。



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周りにいた人たちの感想

子ども「ポケモンかっ」




ウミクワガタ
(Gnatiidae科)
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ウミクワガタ

これも初めて見た。

この仲間は、胸脚が5対である。(ほとんどのダンゴムシの仲間は7対)



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「うわっ、魚に寄生して血を吸うだって。」




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小さい甲殻類のパネルがいっぱい壁に貼ってあった。

…(シーン)

誰も見てない。スナホリムシモドキかわいいのに。





この展示を見て、とても興奮した。大満足。

でもこの展示は一般受けしないと思う。



とりあえず、学芸員が必死になって一般向けな展示にしようとしているのがわかった。

この手のマイナーな生き物は展示が難しいとはいえ(実際おもしろくないが)、やはり広く知ってもらわないといけない。

そうしないと、文学部の二の舞か、「2位じゃダメなんですか?」と言われ、研究が進まなくなるかもしれない。



この論文を思い出した。

Small, E. (2011). The new Noah's Ark: beautiful and useful species only. Part 1. Biodiversity conservation issues and priorities. Biodiversity, 12(4), 232-247.

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2015年4月18日 (土)

銚子の海のダンゴムシ

スナメリを見つけた日に海藻も集めた。

ワカメ、紅藻、海草がいっぱい生えていて、等脚類がくっついていた。


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茶色のヘラムシ


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スナホリムシ

海草の根っこにくっついていた。

砂浜で見られるヒメスナホリムシではないようだ。


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オホーツクヘラムシ

色が緑色で、完全に葉っぱに擬態していた。


Photo
ピンクのコツブムシ

目立つ色で、薄い個体から濃い個体まで多種多彩。

ピンクで、女性ウケとか狙ってるのかな?意味ないぞ( ̄▽ ̄)

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