カテゴリー「オカダンゴムシ」の50件の記事

2019年5月16日 (木)

市川市動植物園のダンゴムシの展示

市川市動植物園に行った。

ダンゴムシの展示があった。


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>ダンゴムシ

>子どもたちに人気のダンゴムシは、等脚類という生き物のグループです。広く言えばエビやカニと同じ甲殻類、さらに広く言えば昆虫と同じ節足動物です。等脚類にはダンゴムシ、ワラジムシ、フナムシなどがあり、水族館で人気のダイオウグソクムシも同じなかまです。


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>さわっても良いよ!


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左:トウキョウコシビロダンゴムシ。右:オカダンゴムシ


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> 外来種のダンゴムシと在来種のダンゴムシ

>家の庭で見られるダンゴムシはオカダンゴムシと言います。とても身近なオカダンゴムシですが、実は地中海地方原産の外来種です。

>日本の在来種のダンゴムシは森の中の落ち葉の中にいて見かけることはほとんどありません。見つけるのが難しい在来種のダンゴムシですがなんと博物館の敷地内に沢山生息していることがわかりました。

>トウキョウコシビロダンゴムシと言う種類でオカダンゴムシより体が小さく、湿った場所を好みます。

>見分けるにはお尻の先の模様を見ます。オカダンゴムシは三角形に見え、トウキョウコシビロダンゴムシは砂時計の形に見えます。

>皆さん是非、見比べてみてください。


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模様ではなく節の形。

さすがに違いはわからないと思う。人に教えてもらわないと難しい。

ケースが乾燥していて、ダンゴムシがかわいそうな展示だった。



博物館の敷地にはハヤシワラジムシやヒメフナムシもいた。

市川市ならヒメフナムシが一番珍しいはず。



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ミズムシ

ヌマエビの水槽に紛れていた。



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ダイオウグソクムシの置物





関係ない話

家の庭にシマサシガメの幼虫がいた。
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えんどう豆の葉を食べる芋虫を食べていた。



サシガメがダンゴムシを食べたという話を聞いたことがある。

試しにダンゴムシやワラジムシと一緒にしたが食べなかった。

シマサシガメはダンゴムシの捕食者ではない?

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2018年8月 7日 (火)

神戸の街中のダンゴムシ2種、ワラジムシ5種

神戸で植え込みや崖でダンゴムシを探した。


ハナダカダンゴムシ Armadillidium nasatum
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ハナダカダンゴムシ(下)

オカダンゴムシ Armadillidium vulgare (上)


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鼻が高い


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腹尾節の形で、オカダンゴムシと区別できる。



街中だったので、コシビロダンゴムシは発見できず。




ワラジムシの外来種3種

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クマワラジムシ Porcellio laevis


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ナガワラジムシ Haplophthalmus danicus



ホソワラジムシ Porcellionides pruinosus もいた。




在来種2種

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ハヤシワラジムシ科


Mongoloniscus 属?
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これもハヤシワラジムシ科

上のワラジムシと同じ?違う?



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モリワラジムシの一種

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2018年7月 6日 (金)

ダンゴムシのオスの好みは、交尾済みメス<未交尾メス化オス<未交尾メス

ダンゴムシはボルバキア Wolbachia という細菌に感染することがある。

この細菌は感染先のダンゴムシがオスの場合、メス化させることがある。

メス化したオスは、遺伝的にオスだが、生理的にはメスとなり、子どもを産むこともできる。



つまりダンゴムシには、

「オス」

「オスのはずがボルバキア感染で性転換したメス」

「真のメス」

の3種類が存在する。




ボルバキア感染者は好かれない

Moreau, J., Bertin, A., Caubet, Y., & Rigaud, T. (2001). Sexual selection in an isopod with Wolbachia‐induced sex reversal: males prefer real females. Journal of Evolutionary Biology, 14(3), 388-394.

オカダンゴムシ Armadillidium vulgare のオスと一緒に、ボルバキア感染メスと非感染メスを飼育して交尾実験をしている。



交尾率は非感染メスは8割ぐらいだが、感染メスは5割ぐらい。

感染メスに注入された精子の数も少ない。



メス化されているとはいえ、遺伝的にはオスのため、本物のメスとはわずかに匂いが違って抑制的になるのかもしれないと書いてある。

ボルバキア感染で嫌われているわけではなく、メスになり切れていないからかも?



ボルバキア感染メスの場合、産む子供が全てボルバキアに感染してメスとなる。

そのため、フィッシャーの原理からも、ボルバキアの感染率が高い場合、避けるのは合理的。

ボルバキア感染メスとの交尾を避ける行動は、ボルバキアへの反撃とみなせるかもしれない。





では、交尾済みメスとボルバキア感染の未交尾メスではどっちが良いのか?



交尾済みメス<ボルバキア感染の未交尾メス

Fortin, M., Debenest, C., Souty‐Grosset, C., & Richard, F. J. (2018). Males prefer virgin females, even if parasitized, in the terrestrial isopod Armadillidium vulgare. Ecology and evolution, 8(6), 3341-3353.

交尾済みのメスよりも、ボルバキアに感染していても未交尾のメスが好まれるようです。



メスを檻に閉じ込めて、オスに選ばせると、既交尾メスよりボルバキア感染未交尾メスのそばに1.5倍ほど長くとどまる結果に。

交尾もボルバキア感染の未交尾メスとしたがる傾向になっている。




実験では、既交尾メスは交尾したがらない結果だけど、大きめのメスでも交尾しているのをよく見る。

意外な結果だ。















関係ない話

最近、外国人に声をかけられた。


東アジア系の観光客に電車に乗りたいと言われて、駅名を聞いたら、

「ホエバー」

と言われた。


どこの駅だ?

と思ったら、wherever と言っているようだった。

どこでも良い、ということらしい。

(この場合、正しくは、anywhere かな?)



別のときは、東南アジア系?の通行人に

「チューブエスプッス」はどこ?

と言われた。


チューブ?地下鉄?

聞き返したら、つくばエクスプレスだった。

発音がなまり過ぎててわからない。近くを通ってないから余計にわからなかった。


英語で道案内できず、結局どちらも、駅まで連れてってしまった。

英語はできた方が良いと感じる。

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2018年7月 4日 (水)

ダンゴムシのオスは匂い?でメスの交尾経験の有無がわかる

ダンゴムシは目があまり見えないので、触角を使って周りの匂いを嗅ぎ、相手を知る。

化学物質を常に出し、仲間か、性別、交尾ができるかを区別できる。



ダンゴムシ間の連絡で使う物質はわかっていない。

下の研究では、炭化水素、ケトン、脂質が甲羅から検出されたとある。



ダンゴムシのオスは性フェロモンでメスを認識し、交尾ができるか(脱皮の直前か)も確認して、メスにアプローチする。

ダンゴムシの交尾、フナムシの交尾: だんだんダンゴムシ

コシビロダンゴムシ Venezillo evergladensis では、交尾を経験したメスよりも未交尾メスはオスの交尾行動を強く誘発する。



オカダンゴムシで実験して、オスはメスの交尾経験を知ることができると結論づける研究があった。




未交尾メスと既交尾メス

Fortin, M., Debenest, C., Souty‐Grosset, C., & Richard, F. J. (2018). Males prefer virgin females, even if parasitized, in the terrestrial isopod Armadillidium vulgare. Ecology and evolution, 8(6), 3341-3353.

1匹の未交尾オスを用意して、未交尾メスと既交尾メスを選ばせている。



一緒のケースに入れると、交尾までしようとするのは未交尾メスの方が多い。2倍近い差がついている。

(未交尾メスが交尾を受け入れる確率は1/2。対して、既交尾メスのほとんどは交尾を拒否する。)



メスを檻に閉じ込めて、オスがどちらに近づくかも試している。

この場合も、2倍以上の時間、未交尾メスのそばにいる結果。




オスにとって既交尾メスの魅力が低い理由は、交尾を拒否されやすく、すでに精子を保持していて残せる子孫が減るから。

メスは長期間、精子を保持でき、メスが産める子供の数は限りがあるので、

既交尾メスの場合、他のオスと競合して自分の子供の数が減ってしまう。



既交尾メスが交尾を拒否する理由は、交尾がコストだからとしている。

交尾の何がコストとなるのかはわからないと書いてある。

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2018年7月 2日 (月)

オカダンゴムシは近親交配の悪影響が起きる

https://tel.archives-ouvertes.fr/tel-00340823/document

ここに、「メスの繁殖力(卵の数?)は、オスが存在することで上昇する」といことが書いてあるらしいのだが、フランス語で読めない。



血縁関係の強い個体間で交配すると、繁殖に悪影響が出ることは昔から知られる。

オカダンゴムシもこれがあるらしく、

オスは遺伝的に離れたメスを好む、ヘテロ接合度が高いオスが勝つ、遺伝的に近縁な両親の子供は数が少ない、という現象が起きることから、そう予想された。




実際証明した研究

Durand, S., Loiseau, V., Prigot, C., Braquart‐Varnier, C., & Beltran‐Bech, S. (2018). Producing offspring in Armadillidium vulgare: Effects of genetic diversity and inbreeding. Evolution & development, 20(2), 65-77.

オカダンゴムシを数百匹掛け合わせて、生存率やサイズを調べている。

11のマイクロサテライトマーカーで genotyping している。



同系交配の実験

兄弟姉妹の個体どうし VS 少なくとも2世代先まで共通祖先がいない個体どうしで掛け合わせる。



メス親のサイズが大きいほど、卵の数も多い。メス親のヘテロ接合度が高いほど、卵の数が多い。

しかし、親が兄弟姉妹かどうかは関係なし。

卵が孵化まで到達した割合は、メス親のサイズだけに正の相関。




遺伝的な近さで比較する実験

兄弟姉妹の個体どうし VS そうでない個体どうし

父母と産まれた子どものヘテロ接合度と子どもがきちんと成長したかを調べている。



コントロールは14ペア全部成功したが、兄弟姉妹どうしの場合、7ペア中1ペアは発育せず失敗。子どももヘテロ接合度が低い。

兄弟姉妹どうしは孵化した子どもの数が2/3ぐらい少ない。しかし、子どものサイズや生存率は変わらない。



結論として、兄弟姉妹間の交配で多少は悪影響がある。

しかしあんまり強くない印象を受けた。



オカダンゴムシが日本全体に侵入しているのは、乾燥した都市部に強いからだと思うが、

もしかしたら、少数の個体でも近交弱勢が起きにくいから、も理由かもしれない。

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2018年6月29日 (金)

ダンゴムシのメスの交尾器

オカダンゴムシのオスの交尾器とメスの生殖孔の電顕写真が、一番最後のページにある。

Fortin, M., Debenest, C., Souty‐Grosset, C., & Richard, F. J. (2018). Males prefer virgin females, even if parasitized, in the terrestrial isopod Armadillidium vulgare. Ecology and evolution, 8(6), 3341-3353.



ダンゴムシのメスの裏側
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第5胸節(黒枠)に生殖孔ができる。

上のリンクに、メスの第5胸節のgenitalia opening の拡大写真もある。

直径約80μmと書いてある。



論文では、オカダンゴムシの未交尾メスと既交尾メスを比較している。

オカダンゴムシのオスの交尾に使う部位(第1腹肢)の先端は棘があり、交尾後にメスの交尾器が傷つくか確かめている。

見た目では傷ついていないと書いてあった。



自分のメスの標本を見てみた。

ちょうど交尾中だった個体の第5胸節
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これ?




交尾

Bouchon, D., Zimmer, M., & Dittmer, J. (2016). The Terrestrial Isopod Microbiome: An All-in-One Toolbox for Animal–Microbe Interactions of Ecological Relevance. Frontiers in microbiology, 7.

FIGURE 1 (E). The pillbugs, Armadillidum vulgare during mating;

図1にオカダンゴムシの交尾の写真が載っている。



オスのアレ

Lee T, Ho S, Wilson G, Lo N (2014) Phylogeography and diversity of the terrestrial isopod Spherillo grossus (Oniscidea: Armadillidae) on the Australian East Coast. Zoological Journal of the Linnean Society, 170: 297-309.

なぜかオスの○○○カバーが載っている。

ダウンロードは有料だがSpherillo grossusで画像検索すると写真だけは見られる。

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2018年6月25日 (月)

卵を抱えるダンゴムシは天敵に食べられやすい?

ダンゴムシやワラジムシのメスは腹部に卵を抱える性質がある。
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孵化するまでの数週間、おなかの育房で育て続ける。

卵は体重の10%以上にもなるらしい。




卵があるとメスが食べられやすくなることをオカダンゴムシで調べた研究

Suzuki, S., & Futami, K. (2018). Predatory risk increased due to egg‐brooding in Armadillidium vulgare (Isopoda: Oniscidea). Ethology, 124(4), 256-259.



もっと詳しく解説しているサイトがありました。

ダンゴムシがダンゴになれないとき – 子育てコストの検証実験

実験を行った研究者本人が書いています。



1.走るスピード

卵があると、約30%遅くなる。



2.丸くなる時間

ダンゴムシを突いて丸くして、丸まり続ける時間を計ったところ、

卵があると、丸まる時間が約20%短くなる。



3.マルガタナガゴミムシによる捕食数

卵なしのメス2匹とありのメス2匹をゴミムシと一緒に1週間飼って、生き残った数を数えたところ、

卵なしは平均0.2匹死亡、ありは平均0.9匹も死亡した。




卵があると足が遅くなり、丸まるのが難しくなるので、ゴミムシに食べられやすいかもしれないと書いてある。

丸くなるのはゴミムシに有効な防御手段なのか気になる。



ゴミムシってやっぱりダンゴムシの天敵になるみたい。

ダンゴムシの天敵ヒョウタンゴミムシ

私もヒョウタンゴミムシがダンゴムシを食べることを確認している。

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ヒョウタンゴミムシ






論文にも書いてあるが、オカダンゴムシは外来種であり、元来の天敵は日本に存在しない。

原産地のヨーロッパでは土着の天敵と長く暮らしているので、卵があっても何らかの回避手段を確立している可能性がある。

日本でも、時間が経てば、卵を持つメスがマルガタナガゴミムシに対抗してくるかもしれない。



なので、卵を持つと食われやすくなると断定はできないと思う。

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2018年6月21日 (木)

ダンゴムシの標本を透明化して内臓を見る方法

ダンゴムシのカプセルトイが2018年8月に発売されるとバンダイが発表した。

買う予定。



話は変わって、ダンゴムシ(や甲殻類)の標本を透明にして、体内を可視化できるようにする技術が開発されたようです。



CUBIC

CUBICと呼ばれる、透明標本を作る方法がある。

理化学研究所で、脳を透明化して蛍光タンパク質で神経細胞の3D構造を観察する方法として開発された。

http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140418_1/




以下の研究で、ダンゴムシやカニの透明化に転用している。

Konno, A., & Okazaki, S. (2018). Aqueous-based tissue clearing in crustaceans. Zoological Letters, 4(1), 13.

オープンアクセスで誰でも読める。




ホルマリン、もしくは和光純薬株式会社の組織固定用4%パラホルムアルデヒド・りん酸緩衝液で固定して標本にする。

EDTAでカルシウムを除去し、過酸化水素で漂白。CUBICで脱色。処理途中で核を染めることもできる。

大顎と腹肢の偽気管は色付きのまま。

甲羅が完全に透明になるので、消化器官(胃の壁も)や生殖器官が観察できる。脚の筋組織も見える。

蛍光で細胞の核も見られる。




経験上、アルコールで標本を作ると、内臓は変形する。(外骨格は変わらない)

ホルマリンで固定するという点は重要かもしれない。



体内の構造を見るのは、固体化して切片を作るか、MRIやX線のCTスキャンでもできる。

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2017年7月27日 (木)

またダンゴムシの交尾を見た。

セイコーマート大宮若林店の駐車場でダンゴムシの交尾を見たと書いた。

セイコーマート大宮若林店のダンゴムシ: だんだんダンゴムシ

ダンゴムシの交尾を初めて見た!: だんだんダンゴムシ



またまたオカダンゴムシの交尾を見てしまった。

今年は運が良い。

場所は、千葉県柏市こんぶくろ池。

動画も撮った。

 


メスが盛んに触角を振っている。

見始めてから10分以上は続いた。

最後はメスが逃げる形で終了。




前も書いたが、ちゃんとした交尾写真は以下のリンクにある。

Bouchon, D., Zimmer, M., & Dittmer, J. (2016). The Terrestrial Isopod Microbiome: An All-in-One Toolbox for Animal–Microbe Interactions of Ecological Relevance. Frontiers in microbiology, 7.

FIGURE 1 (E). The pillbugs, Armadillidum vulgare during mating;

と書いてある。




周りも恋愛ラッシュ

あちこちでオスがメスの上に乗っかっていた。

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このカップルは交尾前に別れたので、メスに別のオスをあてがった。

すると、一部のオスは触角がメスの甲羅に触れたとき興味を示した。

甲羅にメスに交尾期が来ていることを示す物質が出てる?





ダンゴムシの交尾の流れは以下に書いた。

ダンゴムシの交尾、フナムシの交尾: だんだんダンゴムシ

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2017年4月 6日 (木)

オカダンゴムシとコシビロダンゴムシのおしり。尾肢

前のページの続き


尾肢 uropod の構造

尾肢は、尾肢原節 protopod 、尾肢外肢 exopod 、尾肢内肢 endopod に分けられる。

フナムシがわかりやすい。
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体から原節が生え、原節から外肢と内肢が生える。




ハマダンゴムシの尾肢

ハマダンゴムシは尾肢が背中から見えない。
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ハマダンゴムシの腹部と尾肢。

左,:背中から見た第3腹節~第5腹節、腹尾節

中:腹側から見た第1腹節~第5腹節、腹尾節、尾肢

右:左の尾肢。




オカダンゴムシとコシビロダンゴムシの尾肢の違い(見えるのは
尾肢原節か尾肢外肢か?)

尾肢の一部が背中側から見える。

腹節と腹尾節の間から見える。

オカダンゴムシとコシビロダンゴムシで尾肢の見えている節が違う。



オカダンゴムシの尾肢

オカダンゴムシは、第5腹節と腹尾節のすき間から、尾肢外肢が見えている。
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数字:腹節、plt:腹尾節、U ex:尾肢外肢

原節と内肢は腹尾節に隠れて見えない。



Ws000465
オカダンゴムシの尾肢を裏から見た構造。U pr:尾肢原節、U en:尾肢内肢

構造的にはフナムシと同じだが、形は全く違う。



詳しくは、

http://lanwebs.lander.edu/faculty/rsfox/invertebrates/armadillidium.html

を見て下さい。オカダンゴムシの外骨格について詳しく書いてある。




コシビロダンゴムシの尾肢

コシビロダンゴムシで見えるのは、原節であり、外肢がその中にある。
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内肢は隠れて見えない。



Lillemets, B. I. R. G. I.T. T. A., & Wilson, G. D. (2002). Armadillidae (Crustacea: Isopoda)from Lord Howe Island: new taxa and biogeography. RECORDS-AUSTRALIAN MUSEUM, 54(1), 71-98.

この論文の写真がわかりやすい。Stigmops 属の見た目がヤバい。ヨツコブツノゼミと戦えるレベル。



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コシビロダンゴムシの尾肢の全体。

下に向かって毛が生えた節のうち、右が内肢、左が外肢、それ以外が原節。

影の部分は腹尾節で隠れている部分。



コシビロダンゴムシでは、尾肢原節の中に尾肢外肢が埋め込まれているのが、大きな特徴となっている。

つまり、第5腹節と腹尾節のすき間を埋めているのが、オカダンゴムシ科は外肢、コシビロダンゴムシ科は原節である。




コシビロダンゴムシをよく見ると、

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原節の中に、とても小さい外肢が埋め込まれている。

日本のコシビロダンゴムシの外肢は目立たないが、海外では飛び出る種類もいる。





最近まで私も知らなかった。先生のおかげです。

このブログは、もっと易しくするつもりだったが、だんだん専門的になっている。

ある人から「よくわからんけど見てるよ」と言われた。私もよくわかっていないけどね・・・

ダンゴムシの体の構造は複雑すぎて、かなり端折っている。








どうでもいい話

このブログのアクセス数を見ると、自分がおもしろいと思うページが見られてるわけではないことがわかってきた。

丸くなるワラジムシ: だんだんダンゴムシ

ダンゴムシの移動できる距離が長すぎる: だんだんダンゴムシ

おもしろいと思ったが、一か月のアクセス数は5回以下



ダンゴムシやワラジムシがブラックリストに載るかも: だんだんダンゴムシ

つまらないが、30以上ある



Googleで上位になるのが原因らしい。

このページはおもしろいと思って書いた。上位に表示されるといいな。





Googleと関係なく、ときどきアクセス数が跳ね上がることがある。

原因を突き止めるのは至難の業だけど、稀に2チャンネルのまとめサイトのせいらしいことがわかる。

大艦巨砲主義(自分の知ってる雑学を自由に書いていくスレ : 大艦巨砲主義!)や哲学ニュース(ちょっと驚く雑学挙げてけ:哲学ニュースnwk)の作成の直後で、ダンゴムシが外来種だと書いたページのアクセスが増えた。

まとめサイトって影響力すごいみたい。

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